実践型プロジェクト

多彩な企画、制作、フィールドワークを通して、社会で役立つ実践力を修得

メディア、観光、まちづくりの現場で、多彩なフィールドワーク教育を展開しています。地域社会や企業と連携した共同プロジェクトに参加し、社会の最前線を体感。現場で実践力を磨き、多様な立場の人と協力することで、チームで問題を解決する力を養います。

大ナゴヤツアーズコラボ:名古屋まち歩きプロジェクト

名古屋の観光まちづくり事業を行う大ナゴヤツアーズとコラボし、商品企画や情報発信のノウハウを学んだ上で実際にツアーに参加するプログラムで、現代社会学科が重視するフィールドでの学びの最初のステップとして、1年生全員が参加します。
学生は、ツアー商品企画や情報発信のノウハウを学んだ上で実際にツアーに参加し、ディスカッションなどを通して観光まちづくりの学びを深めます。

看護学科と共同で、難病ALS患者介護のドキュメンタリーを制作・公開

名古屋市の在宅型有料老人ホーム「ななみの家」を舞台にしたドキュメンタリー「『ななみの家』の挑戦~満足死のための看護」を制作。映像ジャーナリズムや映像制作を研究する学生が、人工呼吸器を付けて暮らすALS患者さんの生活や、24時間体制でケアを行う人々を取材・撮影し、難病介護の現場や課題を探りました。この作品は、「地方の時代」映像祭2023(市民・学生・自治体部門)で優秀賞を受賞。大きな反響を呼びました。

株式会社読売旅行と連携し、学生が企画した旅行商品を販売

観光・まちづくりを学ぶ学生が、株式会社読売旅行とコラボして奈良観光ツアーをプロデュース。ツアーのコンセプトやターゲットの検討、現地調査に基づいたコース作りや料金設定、募集広告のレイアウトまで学生が担当しました。旅行商品は実際に販売され、2日間で計40名のお客様が参加。旅行当日は、学生もツアーに同行し、おすすめポイントなどを紹介しました。企画から添乗まで一貫して関わる経験が、目標をやり抜く自信と社会で生きる確かな実践力につながっています。

ジェイアール名古屋タカシマヤでフェアトレードを広める活動を展開

 カンボジアの女性支援をテーマに、フェアトレード商品を扱う地元企業と連携し、名古屋の百貨店でフェアトレードを目的としたイベントを開催しました。学生はフェアトレードの仕組みを学んだ上で、商品への理解を深め、背景にある物語や価値を伝えるPOPを作成。また、実際にカンボジアの工房を訪問し、現地の女性たちと一緒に商品づくりも体験しました。開発途上国の貧困やジェンダー格差の解消に向けて多様な関係者と協働する中で、行動力や主体性を培っています。

名古屋市の魅力を伝える動画を制作

名古屋市と連携して、名古屋市の魅力を発信する広報映像を制作しています。環境、防災、インフラなどさまざまなテーマで映像制作を実施。これらは、名古屋市の公式動画サイトにも掲載され、名古屋市の広報活動に生かされています。

東山動植物園PR動画制作

東山動植物園を取材し、園の魅力を伝えるプロモーション映像を制作するプロジェクト。企画会議からはじまり、取材、撮影、編集など映像制作の一連の流れを体験しました。完成した作品は園内で上映され、園の魅力や歴史を来園者に分かりやすく伝える手段として活用されました。

小笠原諸島でエコツーリズムを体験

世界遺産の小笠原諸島を舞台に、島の自然や文化、島民の暮らしを学ぶ研修プログラム。遺産保護に関わる行政職員・観光協会・旅行会社への取材に加え、トレッキングツアーやクルーズツアーも体験し、自然保護と観光ビジネスの調和を目指す「エコツーリズム」への理解を深めました。調査結果は、学外で発表するとともに、報告書を行政・観光協会・旅行会社に提出し、島の発展にも役立てています。

旅行会社と連携した旅行商品企画

株式会社読売旅行と連携し、滋賀県を目的とするバスツアーを企画しました。現地調査をもとにコンセプトを設定。関係者と交渉しながらツアーの行程や販売価格を決定しました。集客に成功したチームは、実際にツアー客を対象とした添乗サポートも体験し、自分たちのアイデアをかたちにすることの喜びを実感しました。