
研究科について

教育について探究し続ける高度専門職業人としての教員を養成
現在の学校教育には、教員としての資質、特に生徒・児童の思考力・判断力・表現力等を育む高い実践的指導力を持った教員が求められています。教育学研究科では、教職生活全体を通して教育について探究し続けることができる、高度専門職業人としての教員を養成します。
資格・進路
取得可能な資格
- 幼稚園教諭専修免許状
- 小学校教諭専修免許状
- 中学校教諭専修免許状(数学)
- 中学校教諭専修免許状(音楽)
- 高等学校教諭専修免許状(数学)
- 高等学校教諭専修免許状(音楽)
※対応する一種免許状を取得または取得見込みであることを条件とします。
修了生の主な進路・活躍先
愛知県(小学校教諭)、名古屋市(小学校教諭)、私立幼稚園 ほか
学びの特色
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「研究し続ける教員」と高度な教科研究の実践
中央教育審議会答申「学び続ける教員」を更に発展させた「研究し続ける教員」を養成。教科教育に関わる実践的な研究を重視し、特に複数教科間の関連性や校種を跨いだ系統性、教科指導法と教科専門とを繋げる研究を積極的に推進する。
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教育における理論と実践との統合を意図したカリキュラム
高度な基礎理論の修得と、理論に裏付けられた教育実践力を身に付けるため、最新研究を学ぶ科目や最前線のアプローチを理解する実践科目をバランスよく配置。長期インターンシップを必修化し、自ら実践の中で課題を見出し、研究・解決し教育に還元する力を養う。
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幼児教育、初等教育、中等教育の連続性への意識
幼児教育から小・中学校教育に重点に置いた実践的教育研究を実施。小学校と中学校との連続性が十分に意識されていない教科教育の課題や保育・幼稚園教育との連携が求められる小学校低学年の課題など教育の連続性に配慮する教育力を高める。
コース
カリキュラム

- 2年以上在学し、計30単位を修得する。
- 学部からの進学者には、特別研究(6単位)、教職実践研究(初等)または(中等)(2単位)、教職インターンシップⅠaまたはⅠb(4単位)を必修(計12単位)とし、それらを履修して単位を修得する。現職教員に対しては、教職インターンシップⅠaおよびⅠbならびに教職実践研究(初等)および(中等)の単位は必修とせず、他の選択科目の単位をもって替えることができる。
- 幼稚園教諭専修免許状、小学校教諭専修免許状、中学校教諭専修免許状(数学・音楽)、高等学校教諭専修免許状(数学・音楽)のいずれかを取得するのに必要な科目を履修しその単位を修得する。
- 「特別研究」における研究成果として修士論文を提出し、審査委員会の審査に合格する。
教員採用試験の特例措置
令和4年度採用試験の例
愛知県 |
第2次試験の口述試験(個人面接)のみで選考 |
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名古屋市 |
大学院在学中の者のみが対象。2次試験の個人面接のみで選考 |
岐阜県・静岡県・三重県 |
採用候補者名簿登載期間の延長 |

現職教員の入学への柔軟な個別対応
個人のニーズに応じた時間割対応
現職教員向けの特別選抜を実施