学部について
わたしたちは、生活を、科学する。
生活科学部では、人間と生活を科学の目から見つめる2学科を設置し、それぞれの視点から生活の本質を探究しています。より健やかで快適な暮らしのために私たちは何ができるのか。確かな理論と豊富な実験・実習で生活を科学的な視点で見つめ直す知識とスキルを身に付け、将来の活躍フィールドを大きく広げていきます。
学科について
わたしは、暮らしを、理想のデザインで満たす。
生活環境を、便利で心地良く、安全で健康的な「理想のデザイン」で満たすことが生活環境デザイン学科の目標です。ものづくりの実践を通して、新たな暮らしを構想する力、それを魅力的に提案する力、多くの人たちを巻き込み実際の形にするプロデュース力など、ものづくりの総合力を修得。創造的な学びの中で磨き上げた個性と能力で、活躍の領域を広げていきます。
取得可能な資格【アパレルメディア分野】
- 一級テキスタイルアドバイザー(衣料管理士)※
※1学年あたり40名を目安
取得可能な資格【インテリア・プロダクト分野/建築・住居分野】
- 商業施設士補
- 建築積算士補
取得可能な資格【3分野共通】
- 中学校教諭一種免許状(家庭)
- 高等学校教諭一種免許状(家庭)
- 学芸員
取得可能な受験資格【インテリア・プロダクト分野】
- 商業施設士
- インテリアプランナー
取得可能な受験資格【建築・住居分野】
- 一級建築士
- 二級建築士
- 木造建築士
- 一級建築施工管理技士
- 二級建築施工管理技士
取得を応援する資格
- 繊維製品品質管理士(TES)
- パターンメーキング技術検定
- インテリアコーディネーター
- カラーコーディネーター
- 色彩検定
- 福祉住環境コーディネーター
目指す進路
【アパレルメディア分野】
ファッション・アパレル関連企業・商社、ファッション・アパレル検査機関、ファッションアドバイザー
【インテリア・プロダクト分野】
インテリア設計事務所、家具デザイナー、ショールームアドバイザー
【建築・住居分野】
建築設計事務所、住宅・建設・不動産関連企業、住宅設備関連企業
【3分野共通】
中学校・高等学校教諭(家庭)、大学院進学 など
学びの特色
-
ものづくりに関わる総合的な学び
1年次は、総合科目やアパレルメディア、インテリア・プロダクト、建築・住居の3つの分野を幅広く学び、2年次から専門を選択。同時に、分野を越えた領域(共通科目)の学びで多様な視点を獲得する。
-
多彩な実践・体験の環境
講義と実験・実習を通じて人間と生活に関する理解を深め、その要求に応えるデザイン理論と技能を修得する。さらに、海外研修や特別実習によって視野を広げ、感性を磨く。
-
専門性を生かした質の高い就職
ものづくりに関する幅広い理解と体験を通して企画力、デザイン力を修得。研究室の教員が、学生一人ひとりの能力や感性を生かしたキャリア形成を個別にサポートし、大学での学びを生かした理想の就職を実現。
学びの流れ
-
1年次
全学部共通の教養教育科目と椙山女学園大学で学ぶことの意義を確認する全学共通科目「人間論」を履修します。専門分野では3つの分野を幅広く学び2年次以降の学びに向け、見識を深めます。
-
2年次
2年次からアパレル系とインテリア・プロダクト及び建築・住居を学ぶ空間系に分かれ、専門分野の基礎を学びます。新しい着想を得るために、分野を超えて関心のある科目を履修することも可能です。
-
3年次
空間系がインテリア・プロダクト分野と建築・住居分野に分かれ、専門的な理論と実験や実習による技術の修得を目指します。後期から研究室配属が始まり、より専門的な学修が進むとともに、分野を横断してデザイン力・企画力を養う科目を履修することも可能です。
-
4年次
人々の生活に新しい価値を届けるためのものづくり。それが、生活環境デザイン学科が目指す“デザイン”です。4年間の学びの集大成として、卒業研究に取り組み、卒業展で社会に発信します。各研究室に配属された学生は、教員の指導を受けながら、卒業設計・制作・論文・企画のいずれかのカテゴリーを選択し研究を行います。