社会との対話を通じて、マネジメントスキルを磨く
企業や行政と連携した製品開発やイベント、企画・提案など多様なプロジェクトを実施。プロジェクトに主体的に関わることで、学生は社会での交渉やプレゼンテーション、スケジュール管理、組織管理などを経験。仲間とともにさまざまな課題を乗り越えるなかで、チーム力やマネジメントの実践力を身につけていきます。
事例紹介
学部主催のビジネスプラン・コンテスト
このコンテストは、東海・北陸地方の大学生(大学院生)と高校生に現代社会の課題を解決するビジネスプランを募集するもの。発表されたプランは、今の社会の大きな課題に正面から取り組むものが多く、興味深い内容でした。あわせて起業に向けての講演会も開催。さまざまな角度からビジネスを学ぶことができました。
観光振興のための現地調査
清須市と連携し、市の観光振興への取り組みがスタートしました。その第一歩として、現地調査を実施。清洲城や日吉神社、新しくオープンしたあいち朝日遺跡ミュージアムなどをめぐり情報を集めました。現地で体感した清須市の魅力を生かし、文化や歴史を踏まえた企画を立案。市の担当者へのプレゼンに向けてブラッシュアップしています。
ビジネスホテルのマーケティング戦略
社長によるビジネスホテルのマーケティングについての特別講義を受け、実際に訪問。業界の現状と課題などを学び、ホテル活性化策を企画・立案。プレゼンテーション後に社長に講評していただき、マーケティング戦略の難しさを学びました。ビジネスの厳しさとそれに向き合う姿勢を学ぶ貴重な機会となりました。
中日ドラゴンズ連携活動
2018年秋から、地元プロ球団「中日ドラゴンズ」の女性ファン層拡大に向けた活動がスタート。その一環として、野球観戦に対する意識を調べるための学生アンケート調査を行い、その報告会を開催。分析結果だけでなく、そこから考えられる施策なども提案しました。今後は今回の調査結果を踏まえ、球団との連携内容を模索していきます。
新しい名古屋のお土産開発
特産品の企画・販売を行う株式会社スマイル-リンクと連携し、「女子大生が作る自分たちが欲しくなる名古屋土産」をコンセプトに開発した「名古屋ベルころん」。2019年10月に販売を開始。学生たちが自ら販促にもアイデアを出し合い、10,000個の売り上げも達成。商品開発を体験することで、消費者行動の知見を深めることができました。
スイーツの商品開発
星ヶ丘三越と連携し、若い女性に百貨店の魅力をアピールするプロジェクトの一環としてスイーツの商品開発に取り組みました。長野県でスイーツ販売を手掛ける「リーグルカフェ」の協力を得て、女性に人気のフローズンヨーグルトを使ったスイーツを考案。ターゲットの設定や販売シミュレーションなどマーケティングの実践の場となりました。
エシカル消費の推進
人や社会、環境に配慮した商品を積極的に購入することを「エシカル消費」と呼び、世界が注目する新しい消費スタイルとなっています。エシカル消費について学科で学んだ知識とスキルを生かし、中学校でワークショップ型の授業を計画・実施。さまざまなエシカル商品の社会的意義と魅力を伝えることで、エシカル消費推進に取り組んでいます。
名古屋消費生活フェア2018
「名古屋市消費生活フェア」に消費者行動を研究するゼミの学生たちが出展しました。今回は「エシカル・マーケットを楽しもう!」をテーマに、社会貢献型のブース展示と工夫を凝らしたステージ企画を展開。学生たちはその準備と運営を通して、さらに消費に関する知識を深め、情報発信の手法やチームでつくりあげる力を身につけました。
星ヶ丘三越「お菓子総選挙」
「星ヶ丘三越」と連携し、食品売り場の活性化に取り組んでいる学生たちが、若年層の来店促進策として「お菓子総選挙」を計画。これはLINEを利用して投票を呼びかけるもので、学生が各商品の撮影と紹介文を担当。購買意欲を高めるために工夫を凝らした結果、1,021名の参加者を集めるなど大きな反響を呼びました。
カフェの創造
「シーシーエスコーヒー株式会社」の協力のもと、新しいカフェの創造に向けたグループワークを展開してきた学生たちが、その研究成果を企業に向けて発表しました。市場調査や業界分析など、地道な調査・研究から導き出した新規顧客層の獲得策やリピーター拡大策を提案。経営理論の実践を経験しました。
現代マネジメント学部×[ノーリツ][電通]連携プロジェクト
消費者行動や商品開発を学ぶ学生たちが、(株)ノーリツと(株)電通との連携プロジェクトに参加。ウェブサイトのライター活動では、さまざまな企業を取材し、アピールポイントを見つけ出して発信するなどマーケティング戦略の実際を体験しました。また、その経験を生かし、バスグッズ専門店バスリエ(株)の指導のもと商品開発にも取り組み、商品化につなげました。
現代マネジメント学部×[trentotto(トレン・トット)]連携プロジェクト
地元レストラン「trentotto(トレン・トット)」の新たな名物となる商品の開発に挑戦。パンを利用した新感覚のキッシュをテーマに、商品の企画提案をスタートに試作、事業者とのミーティングを重ね、味や見た目のほか、販売方法や原価なども検討。商品開発を実践するとともに、マーケティングの基本を学びました。
現代マネジメント学部×[日進市]連携プロジェクト
日進市の依頼で市の財政の現状や課題への関心を高めてもらうことを目的としたプロジェクト「探究!地方公会計〜地方公共団体を取材しよう〜」を実施。若い世代の視点を生かした情報発信をしながら、地方公会計への理解を深め、行政の取り組みの最前線を体感しました。
現代マネジメント学部×[デザイン事務所・グラフィッコ]連携プロジェクト
地域の魅力発信による地域貢献をテーマに、地元デザイン事務所「グラフィッコ」と連携し、絵本制作プロジェクトを実施。企画の立ち上げから、調査、ストーリー制作、資金調達、宣伝、そして発売イベントに至るまですべてに取り組んだことで、ものづくりに関わる総合的なマネジメントの基本を学びました。
現代マネジメント学部×[松江市観光振興公社]連携プロジェクト
公共経済学を学ぶ学生が、島根県松江市への集客促進のための観光プランコンテストに挑戦。マーケットやニーズ調査に基づいた若者らしく斬新な発想は、地元自治体や経済界から高く評価され、国土交通省主催のコンテストでも奨励賞を受賞しました。具体化をめざす松江市観光振興公社に協力しています。
現代マネジメント学部×[おとうふ工房いしかわ][トーカン]連携プロジェクト
豆腐などを製造・販売する「株式会社おとうふ工房いしかわ」と食品卸の「株式会社トーカン」と連携し、おからを原材料に用いたヘルシーなスイーツを開発。プロジェクトを通して、消費者の視点で提案する力と事業者とともに検討する力など、マーケティングの実践力を身につけていきます。
現代マネジメント学部×[DHC]連携プロジェクト
化粧品・健康食品の大手メーカー、株式会社ディーエイチシー(DHC)と協働し制作した、「就活メークサンプルツール」を利用した就職活動対策のメークアップ講座を開催。メーク講師を招き、学生たちはプロのテクニックを学びながら、メークサンプルツールなどを使って好印象を与えるメーク手法に挑戦しました。
現代マネジメント学部×[アンティーク]連携プロジェクト
国内外でパンやスイーツの製造販売業務を手掛ける「株式会社CLUB ANTIQUE」と協働し、パンの新商品開発に挑戦。学生たちは企業の方にアドバイスをいただきながら、女性の視点を生かした商品の企画提案からパッケージデザインの検討まで担当し、商品開発の一連を学びました。商品は、大学祭で限定販売されました。
現代マネジメント学部×[日本航空][近畿日本ツーリスト]連携プロジェクト
企業と学生による旅行商品開発プロジェクトがスタート。日本航空株式会社、近畿日本ツーリスト株式会社と連携して、ゼミの学生が4チームに分かれ「学生が考えた・まち歩き北海道」をプロデュースしました。名古屋の人々がワクワクして行きたくなる北海道の旅をテーマにプランニング。チーム対抗の選考を勝ち抜いた企画は、商品化も予定されています。
現代マネジメント学部×[ミセス・ハート][竹本油脂][トーカン]連携プロジェクト
地元の有名スイーツ専門店 株式会社ミセス・ハートと竹本油脂株式会社、食品卸の株式会社トーカンとの協働で、竹本油脂が製造する太白胡麻油を使った新たなスイーツを開発。WEBを活用した市場調査から素材の特性を生かした企画提案まで学生が担当し、9種類のシュークリームを開発。商品は愛知県下のスーパー各店で催事販売されました。