現代マネジメント学科:三河でのダークツーリズムのための戦争遺構の現地調査を行いました
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7月6日(日)、現代マネジメント学科の4年生と2年生の11名が、戦争の遺構をダークツーリズムに活用するための現地調査を行いました。
現代マネジメント学科の学生はダークツーリズムを他の観光資源と合わせることによって、教育旅行等での普及を目指してきました。2022年に沖縄県読谷村で現地調査を行い、2023年には愛知県内でのダークツーリズムを提案して『観光まちづくりアワード』(主催:愛知県)で奨励賞、『学生がつくる愛知県の着地型旅行プランコンテスト』(主催:一般社団法人全国旅行業協会)で優秀賞を受賞しました。2024年度は知多半島を紹介するために、他学部からも興味のある学生が参加して現地調査を実施しました。
当日は、マスコミ各社の取材もあり、撮影されながらの調査となりました。
現代マネジメント学科の学生はダークツーリズムを他の観光資源と合わせることによって、教育旅行等での普及を目指してきました。2022年に沖縄県読谷村で現地調査を行い、2023年には愛知県内でのダークツーリズムを提案して『観光まちづくりアワード』(主催:愛知県)で奨励賞、『学生がつくる愛知県の着地型旅行プランコンテスト』(主催:一般社団法人全国旅行業協会)で優秀賞を受賞しました。2024年度は知多半島を紹介するために、他学部からも興味のある学生が参加して現地調査を実施しました。
当日は、マスコミ各社の取材もあり、撮影されながらの調査となりました。

2025年は椙山女学園大学の『学生チャレンジプロジェクト』に「戦後80年に向けた「ダークツーリズム」に関する情報発信—学術的研究と実践的取組—」(責任教員:水野英雄准教授)として選ばれて、三河地方の刈谷市・安城市・豊川市で現地調査を実施しました。
現地調査では、戦争に関する遺構として、太平洋戦争で重要な役割を果たし、戦後は長くアメリカ軍の施設として使用された依佐美送信所記念館(フローラルガーデンよさみ内)や東洋一の規模を誇った豊川海軍工廠平和公園、現在は水田などの農地や宅地となっている明治航空基地跡を訪れ、施設の現状や展示内容、訪問客の状況等を調査しました。教育旅行の訪問先としては、安城産業文化公園デンパークや赤塚山公園ぎょぎょランドを見学しました。最後に豊川稲荷と隣接する豊川海軍工廠戦没者供養塔を訪れました。豊川海軍工廠には度重なる空襲で2500名以上が亡くなりました。その中には学徒勤労動員で働いていた生徒もいました。豊川稲荷は多くの人で賑わいますが、供養塔を訪れる人は少なく、戦争の風化を感じました。学生は同じ若者が戦争で命を失ったことを心から悼み、平和な時代の意義を深く考えていました。
現地調査では、戦争に関する遺構として、太平洋戦争で重要な役割を果たし、戦後は長くアメリカ軍の施設として使用された依佐美送信所記念館(フローラルガーデンよさみ内)や東洋一の規模を誇った豊川海軍工廠平和公園、現在は水田などの農地や宅地となっている明治航空基地跡を訪れ、施設の現状や展示内容、訪問客の状況等を調査しました。教育旅行の訪問先としては、安城産業文化公園デンパークや赤塚山公園ぎょぎょランドを見学しました。最後に豊川稲荷と隣接する豊川海軍工廠戦没者供養塔を訪れました。豊川海軍工廠には度重なる空襲で2500名以上が亡くなりました。その中には学徒勤労動員で働いていた生徒もいました。豊川稲荷は多くの人で賑わいますが、供養塔を訪れる人は少なく、戦争の風化を感じました。学生は同じ若者が戦争で命を失ったことを心から悼み、平和な時代の意義を深く考えていました。
今回の取組の成果は、9月25日(木)から28日(日)までAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催される『ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸』において、教育旅行の新たな展開として名鉄観光サービスと共同で発表します(25日(木)を予定)。また、名鉄観光サービスを通じて各学校へ愛知県内の戦争遺構に関する情報提供を進めていく予定です。