池村幸先生に指導していただいて、リトミックに取り組みました。この日の学童参加者は、65人でしたので、密を避けるために前半と後半に二つに分けて、東館体育館で取り組みました。
はじめに、ピアノの音色を聴き分けて、立つ・座る・走る・止まる・壁にくっ付いて立つなどの動きに取り組みました。最初は、少し戸惑いながら動いていた児童でしたが、徐々に慣れ、素早く動けるようになりました。次は、ピアノの高い音、低い音の二つを聴き分けて、手を上にあげてたたいたり、下におろして手をたたいたりする活動にも取り組みました。慣れてくると、三つの音の高さの違いを聴き分けて、手をたたく活動にも挑戦しました。池村先生のピアノだけではなく、代表の児童が弾くピアノの音もよく聴いて、どの児童も楽しそうに手をたたいていました。
後半は、赤と白の発砲スチロールの棒を1人ずつ持って、10人ぐらいのグループで、赤と赤の棒、または、白と白の棒を重ねていって形作りする活動に取り組みました。ピアノの音楽が流れる中、最初の児童が両手に赤と白の棒を持って、見ている側の児童の作る円の中を歩いていき、好きな所で自由にポーズして止まります。その次の児童も同様に円の中を歩き、前の児童の赤か白の棒のどちらかに同じ色の棒をくっ付けて、好きなポーズをします。これを順に続けていって、10人ぐらいのグループの児童で形作りしました。最初のグループの児童は、緊張するためか前の児童にくっ付いてしまい小さな形作りしかできませんでしたが、後のグループになるほど、発想豊かな大きな形作りができるようになりました。
最後は、2人組で2拍子や3拍子、4拍子の動き作りをしたり、鈴・タンブリン・カスタネットなどの楽器を使って、代表の児童の指揮に合わせて楽器を演奏したりする活動に取り組みました。活動後に書いた池村先生へのお礼の手紙には、「いろいろな音やリズムに合わせて体を動かして、とても楽しかった。」「赤と白の棒をつなげて形を作っていくのは、どんなポーズをするか迷ったけど面白かった。また、やりたいです。」など、リトミックの楽しさを味わえた感想が多く見られました。