椙小の人間教育
「強く 明るく 美しく」を校訓として掲げ、次代を担う児童の豊かな人間性を育む教育を推進しています
椙山小学校は開校以来、学園の教育理念「人間になろう」の下、さまざまな取り組みを行ってきました。
開設当初からの英語教育もそのひとつ。現在は、グローバル化を予見し1年生から英語を学ぶカリキュラムを取り入れています。また、通常の授業だけでなく、椙山女学園アフタースクールを開設し、放課後の安全で快適な居場所を提供するための取り組みも行っています。そして、環境や社会との関わりを学ぶ「ESD(持続可能な開発のための教育)」にも積極的に取り組んでおり、2012(平成24)年、ユネスコスクールに認定されました。この3つをはじめとした多彩な取り組みの相乗効果により、本学園の教育理念を具現化していきます。
主な教育内容
- 思いやりと品位を育てる女子教育
- 1学級30名の学級編制によるきめ細かな指導
- 独自のカリキュラムにより、国語、算数などの基礎学力の充実・向上
- 1年生から毎日英語と国語学習を少人数で実施
- ユネスコスクールととして国際教育・国際交流、環境教育や音楽等での表現活動を推進
- 多彩な行事や教育活動・体験学習を通した豊かな人間性の育成
- 放課後の安全・安心をつくる「学童クラブ・クリプトメリアンセミナー」、達人講師によるスペシャルプログラムからなる「アフタースクール」
学校生活を通して育む。社会に出た時に必要となる4つの要素
1. 思考力 -自分の頭で考える-
- 国語・算数を中心に基礎基本を徹底
- 毎日の朝の10分間読書
- 論理的思考力を養うプログラミング教育
- 1人1台の個人用iPadを導入し、自分の思考を整理するツールとして活用
2. 表現力 -自分の言葉で表現する-
- 全教室整備の電子黒板等ICTを活用したプレゼンテーション
- 自分自身を見つめ表現する毎日の日記指導
- ネイティブ講師による毎日の英語学習
- 英語劇など学びの成果を発表する学習発表会
3. 自立 -自らがんばれる-
- 毎朝、静かに聴くことで集中力を高める金剛鐘
- 自分で目標を設定し、振り返りを行う月ごとの生活目標
- 目標の達成に向けて努力する書道、百人一首、水泳、なわとび等の諸活動
- 自分の行動をコントロールする力やリーダーシップを育成する道徳教育
4. 協働 -人を大切にし、人と支え会える-
- 協働的学び合いを行う日々の授業
- 異学年との縦割りグループで行う清掃活動
- 様々な国との国際交流活動
- ユネスコスクールとしての国際貢献活動
数字で見る椙小の学び
公立小学校より多い6年間の授業時間数 + 480 コマ
学ぶ楽しさ、主体的な取り組みなどの学習習慣を身につけます。国語、算数、英語などの基礎学力を向上させるためにきめ細かに指導し、各児童の優れた能力の伸長を図ります。(本校は土曜日は休業しています。)
教育課程
6年間の英語の授業時間数 640 コマ
毎日20分のネイティブ講師による少人数での英語授業を実践しています。地球言語としての英語コミュニケーション力と国際感覚のあふれた資質・態度形成を図っています。640コマは中学校3年間の英語の時間数とほぼ同じです。
英語教育
椙小の指定図書 50冊
朝の10分間読書では、読みたい本を読むだけではなく、学年に応じて設定している指定図書「椙小50冊の本」を読むよう指導しています。
学習指導
6年間で日記を書く日数 2,100 日
創設時から全学年で日記指導を行っており、表現力や観察力の向上をめざします。教員とのコミュニケーションツールとして、家庭での成長の記録として活用されています。