11月21日(火)、賛否両論名古屋店料理長の丹下陽介氏をお招きし、6年生の児童を対象に、「挑戦・感謝・卵焼き」と題したキャリアの特別授業を行いました。
これは、丹下氏のキャリアや経験を聞き、児童が自分自身の今後の人生や進路について考える機会とすることを目的としています。
はじめに、丹下氏のこれまでのキャリアについてお話を聞きました。ユニクロ(株式会社ファーストリテイリング)での勤務経験を経て、岐阜の日本料理店で修行。毎日卵10個を使って卵焼きを巻き続けたことや、修行を積む中で自身の店を持つ夢が芽生え、以前から憧れていた笠原将弘氏のもとで料理を学ぶことを熱望し、賛否両論名古屋店の開業にあわせて弟子入りしたことなどをお話いただきました。
続いて、丹下氏による卵焼きづくりの実演を行いました。児童は、丹下氏が日本料理店で修行していたころのお話とリンクさせながら、目の前でプロが調理する様子を見学。丹下氏は、味覚が発達する小学生の時期は食わず嫌いをやめて、色々なものを食べて味を知ることが大切だと話し、児童はふわふわの卵焼きを大事そうにゆっくりと味わいました。
最後にまとめとして、「毎日努力を続けると、分かること、できることが増えていきます。自己革新力を大切にしてこれからも自分自身を高めていってください」と、丹下氏から児童にメッセージが送られました。
本校では、児童が幅広い活躍のフィールドを知り、将来を見据えた選択ができるよう生き方や進路を考える機会を大切にしています。