ティンガティンガ交流会を開催しました

5月22日(水)、毎年恒例となったアフリカン現代アート「ティンガティンガ・アート」の交流会が行われ、ティンガティンガ・アートを日本に広め、タンザニアの人々の生活改善に努める島岡由美子氏と、ティンガティンガアーティストのカケパ氏、フェアトレードショップ「バオバブの木」の神田久美子氏が来校し、児童と交流を深めました。
 
今回タンザニアから来日したカケパ氏は、新進気鋭のアーティスト。23歳と若手でありながら、彼の作品が西十両筆頭、玉正鳳関の化粧回しのデザインに採用されるなど、日本とも深いかかわりのあるアーティストです。
 
交流会ではまず、全校児童が集まって今年で12回目となる贈呈式を開催。カケパ氏より、大きなライオンや植物が描かれた絵画が贈呈されました。
 
そのお礼に児童たちは、感謝の気持ちを込めて日本の国旗や富士山、椙ニコちゃんをあしらった扇子とトントン相撲をプレゼントしました。これらは、島岡氏によってタンザニアの小学校の子どもたちに届けられ、両校の交流の架け橋となっています。
続いて行われたアート体験では、4年生の児童82名が、ティンガティンガ・アートを制作。島岡氏とカケパ氏の指導のもと、6色の絵の具を使って自分の色を作り出し、サイの絵に色を塗りました。児童たちは、背景をすべて塗りつぶしてから動物部分に色を重ねる特徴的な技法を学びながら、自由な発想でティンガティンガ・アートを体感。サイに思い思いの模様を加え、最後に自分のサインを入れて作品を仕上げました。
 
*ティンガティンガ・アートとは、タンザニアが発祥のアフリカを代表する絵画スタイルです。
 
【ティンガティンガ原画展 第17回名古屋展】
日時:2024年5月24日(金)~6月2日(日)
時間:月~木 10:00~17:00、金土日 10:00~17:30(最終日16:00)
場所:妙香園画廊6F(名古屋市中区栄3-14-14)