椙小ダイアリー

サイエンス

サイエンス

2022.08.04

 椙山女学園大学の野崎健太郎先生に、電気で作る磁石のしくみについて教えていただきました。はじめに、野崎先生からお手伝いをしていただく4人の学生さんの紹介がありました。そして、くぎやボルトに電気を通して磁石を作る実験について、全体でお話を聞きました。次に、子どもたちは2グループずつ3つの部屋に分かれ、部屋ごとに実験の方法や注意を聞いて、さっそくくぎや中くらいのボルト、太いボルトの3種類に銅線を巻く作業に取り掛かりました。銅線を巻く回数は1本ごとに100回と決められていたので、子どもたちは1人10回ずつ順にみんなで協力して慎重に巻いていきました。その後、巻き終わったくぎに先生が電池をつなげてみました。「くぎにクリップがくっつくかな?」と質問されると、子どもたちは興味深くたくさんのクリップの中に置かれたくぎに注目していました。そして、くぎにくっついたクリップを見て「くっついたー!」とうれしそうに声をあげていました。
 その後、磁石の力を比べるために3種類のくぎやボルトを使って、どれだけクリップが付くかグループで競争をしました。結果発表では、多いグループで「173個」「115個」と100以上の数もあり、みんなに拍手をされたり、拍手を送ったりと大盛況になりました。「コイルを巻いたくぎに電池をつなぐと、磁石になってびっくりしました。」「くぎにクリップが付いたときは不思議だと思った。」等、新しい発見や驚きがあったといった感想が多く聞かれました。野崎先生のお話では、この電気と磁石に関する学習は5年生の2学期以降、理科で詳しく勉強するそうです。今日の実験が今後も役に立つことになってとても有意義でした。

20220804science1.jpg20220804science2.jpg20220804science3.jpg20220804science4.jpg

2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年