今日は、池谷幸先生によるリトミックの日です。リトミックでは、音楽を聴いて感じたように身体を動かし表現します。
　先生から、「今日は、海をテーマにします。」と話されて、子どもたちは、嬉しそうに声をあげました。まず、「海に持っていくものは？」と聞かれて、「浮き輪」と子どもたちは一斉に答えました。子どもたちが海に持っていくものを次々に言う度に、先生は「それらの言葉を歌うように言ってみて。」と指示されました。「浮き輪」「水着」「ゴーグル」「ビーチサンダル」「日焼け止め」「水鉄砲」「サングラス」・・・などの言葉が次々と飛び出てきました。言葉を発表した子が、自分で工夫して歌うように表現し、それをみんなで次々と真似をしていきました。真似をするたびに、皆、面白くて笑い声があがりました。
　それから、先生のピアノに合わせて、車に乗って海に到着するまでの様子を体育館の中をいっぱい使って動き回りました。はじめは、緊張していた子も、砂遊びの様子や海の中のいろいろな生き物をピアノのリズムに合わせて表現していくうちに慣れてきて、笑顔で大きな動きでできるようになりました。「小さい魚」「大きい魚」「エビ」「エイ」「カニ」「海藻」「石」・・・など。それぞれ先生のひくピアノの曲想に合わせて、後ろに飛び跳ねたり、横歩きをしたり、身体を大きくくねらせたりなどして全身を使って表現していました。
　最後に、すず、タンバリン、トライアングルの楽器を選び、指揮者に立候補した子の指揮棒に合わせて、それぞれの楽器でリズム遊びを楽しみました。
　多くの子が「とても楽しかった」「また、やりたい」という感想をもち、楽しく過ごすことができました。