本校では、全国的に探究学習が導入される前から、探究的な学びを先進的に進めています。「人権」「国際理解・平和」「環境」を柱に、専門家による講義や現地研修など、実社会との接点を重視したさまざまな取り組みを行っています。また、課題に対する当事者性が高まるよう体験型の活動を多く取り入れています。
「3つ」のテーマ
3つのテーマがどのように現代社会の諸問題に繋がっているか、学年を進めるごとに生徒が理解を深めるプログラムを行っています。そして、その諸問題について自らが社会でどう向き合うかを考えることで、自らの進路やキャリアに繋げる学びにしています。
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中1
【中1・中2】社会課題に目を向け、課題への当事者性を高める
地域の暮らしや人権問題など身近にある課題について考えます。情報収集や発表方法など探究の基本となるスキルを身につけます。 -
中2
「環境」をテーマに各自が「課題設定」を行い探究学習に取り組みます。解決に向けた取り組みを考えたり意見交換することで、情報を「整理・分析」する力を伸ばします。
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中3
【中3・高1 探究力のスキルアップ】
沖縄修学旅行で「平和」をテーマにした探究学習や、マイプロジェクト(社会問題解決に向けた個人探究)で、気づく力・発案する力・実行する力を身につけます。
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高1
企業連携型の探究学習で、実社会の課題に取り組みます。課題研究を通じて自分の考えをまとめたり表現する力を伸ばすとともに、自己の興味・関心を探ります。
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高2
【高2・高3】 学びの深化と将来の明確化
長崎修学旅行を中心に、「国際理解・平和」に関する課題に取り組みます。事前学習や現地研修を通して、課題を多面的・多角的に考える力を身につけます。
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高3
ライフプラン・キャリアプランの具体的な設計を試みます。自分が目指す将来像に向けてすべきことを明らかにします。