解く楽しさを実感しながら、論理的思考力を身につける。
方程式や数式を暗記するのではなく、数・記号の意味や性質から学び、数学の本質の理解に導きます。頭だけではなく、手を動かして考えながら、課題を順序立てて検証し、論理的に解決する力を身につけます。
目標: 論理的思考を通して確かな思考力を育てる。
- 基礎的な計算や知識を身に付けよう。
- 様々な問題に対してじっくり考える姿勢を身に付けよう。
- 学習した内容を生活の中で活用しよう。
主な授業内容
学びのポイント
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1. ひとつひとつの計算、知識を確実に習得する
新しい内容を学ぶときに、そのもとになる考えや計算方法から出発して理解し、新しい関係式を作ります。式のきまりやルールをしっかりと学習します。
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2. 数学を日常生活に結びつけて考える
日常生活に生かされている数学について学ぶことで、面白さや追究する楽しさを知ることができます。身近な場面を意識しながら問題について考え、活用力や問題解決能力を身につけます。
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3. 学習習慣の確立
年間を通して、小テストに向けて勉強し、提出課題に取り組むことによって学習する習慣を身につけます。数学では繰り返し、計算や知識を利用する練習が必要です。定期考査前だけでなく普段から授業で学んだ内容を確認していきます。
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4. 理解していない内容をそのままにしない
数学は積み重ねの科目です。前に学んだ考え方、計算のルールを使って次の学習をします。習った内容が定着していないと、新しく学習する内容が理解できなくなってしまいます。理解できていない内容はそのままにせずに、質問するなど、積極的な学ぶ姿勢の習慣を身につけます。
Pick Up 中学校での学び
学習支援ツールの活用
課題の配信・提出や到達度テストの実施に学習支援アプリを活用。習熟度に合わせた学習が可能です。
数や図形から考える
数の分野では、ゲームなどを通して自ら体験することで、数学を(もしくは、「数の性質を」)身近なものとして捉えながら理解していきます。また、図形の分野では、実際に図形を作る作業を通して、角度や線分を記号化するなど、本質を理解していきます。
夏休みレポート
日常の中にある「数学」をテーマに調査・実験・観察してレポートにまとめ、数学の面白さに触れます。
確認テストの実施
既習範囲と学習中の範囲の小テストをそれぞれ週1回実施。反復学習で基礎・基本の定着を図ります。
学習支援の取り組み
椙山女学園大学教育学部の学生による勉強会を定期的に実施。数学を楽しく学ぶ環境があります。