育てる生徒像

自主自律による自己実現

本校では、生徒の「自主自律による自己実現」を目指しています。
そのために10年後、20年後を見据えた、基礎学力、自主性・主体性やコミュニケーション能力など非認知能力を育成しています。

※「非認知能力」:先行きが不透明な時代だからこそ必要となる、意欲や自信、コミュニケーション能力などの「人の心」や「社会性」に影響を及ぼす能力。

学びのステップ

進路を見据え、「個性」を伸ばす。段階的な成長プログラム

学びの特徴

授業・教科


基礎・基本の徹底、実践的・経験的な学び、仲間との問題解決の学びを重視した授業を行っています。


授業・教科

探究


本校では、全国的に探究学習が導入される前から、探究的な学びを先進的に進めています。


探究

国際理解教育


グローバル化が進む現代社会において、多様な価値観や文化を理解・尊重し、行動できる豊かな⼈間性を養うために、国際理解教育を推進しています。


国際理解教育

ICT学習


生徒全員に個人情報端末を配付し、学校生活や学習の様々な場面において、ICTを積極的に活用しています。


ICT学習

図書館教育


本校では、自分の言葉で語ることができる国語力の育成と教科教育をこえた社会と向き合う実践的な学びを図書館教育と位置付けています。


図書館教育

食育活動


生涯を通して生き生きと活動できる健康な身体づくりのために、食育による健康増進や食文化理解を重視しています。


食育活動

教員・卒業生の声

多くの発表の機会を通して、自主性の育成とともに異なる意見を考える機会を重視しています

歴史や地理・公民の知識を単に覚えるのではなく、学ぶ目的や実社会との関連を考えてほしいと生徒に伝えています。それらを意識することで他の知識と結びつけ、社会で生かせる力へと発展させられるからです。総合的な学習の時間では、フィールドワークや環境問題を題材に、生徒自らスライドを作成してプレゼンする機会を数多く設定。自主性の育成とともに異なる意見にふれる機会を重視しています。他者との違いを受入れ、互いの長所を生かし合うことが、一生涯にわたり必要な「人とのつながり」を大切にできる人材への第一歩です。

教諭(社会科):丹羽 宏文

深い考えに基づいた確かな発信力を身に付ける学びがあります

本校の生徒の強みは、自身の考えを臆せず素直に発信できるところ。個性を認め合う校風や生徒主体で作り上げる行事で議論を重ねるうちに自然と養われていきます。私の担当する国語では、この発信力にさらに磨きをかけるため、自分の考えをまとめ、他者に共有することで主体的に考える仕掛けづくりを行っています。社会では、課題に対して当事者意識を持って真剣に向き合うことが求められる場面が多々あります。受け身ではなく物事を自分事として捉える学びを通して、深い考えに基づいた確かな発信力を身に付けてほしいと思います。

教諭(国語科):玉置 惟

多くの協働体験で培った力が仕事で活かされていると実感しています。

テレビ局に入社し現在は報道部で行政担当の記者をしています。私は中高6年間放送部でアナウンスやドキュメンタリー番組の制作に携わったことをきっかけに、「映像で伝えること」に興味を持ちました。部活に限らず学生生活の中で幾度となく経験した、仲間と協力しあって一つのものを作り上げる達成感や喜び、そこで身についた協調性や粘り強さが、今の仕事でも活かされていると日々感じています。
 

東海テレビ放送株式会社 勤務 髙木 日菜乃さん
(立命館大学 映像学部 映像学科 卒業)

心豊かな校風が医師の夢を後押ししてくれました。

高校時代、勉強はもちろん、文化祭、体育祭などの行事や部活動、総合学習などに真剣に打ち込むなかで、「自分自身も学び、成長し続けたい」「人と関わり、相手の役に立ちたい」これらの思いが積み重なり、自然と医師を目指すようになりました。そして、やりたいと思ったことを周囲が心から応援してくださる椙山の環境は、私の夢の実現を後押ししてくれました。それぞれが決めた目標に向かって最大限の努力をしつつ、お互いにサポートし合えることが椙山の素敵な校風だと感じています。

安城更生病院 内分泌糖尿病内科 勤務 安藤 安佐子さん
(名古屋大学 医学部 医学科 卒業)



※所属・内容はインタビュー当時の内容となります

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