読解力と表現力を磨いて、「私らしさ」の土台を創る。
幅広い学習を通じて、社会に必要な国語の力を伸ばします。様々な文章に触れ、課題作文やスピーチに取り組むことで、正確に理解し的確に表現する力を育てます。
目標:言葉を通じて「人間らしく生きる」ための豊かな心を育てる
- 幅広い読書を通じて言葉で考える力と豊かに感じる心を育てよう。
- 場面や目的に応じて分かりやすく相手に伝える力を伸ばそう。
- 日本の伝統的な文化や古典に親しみ、美しい日本語を身に付けよう。
学びのポイント
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1.自学自習の習慣を身につける
予習ノートを作成し、新出漢字や語句の予習をします。分からない部分は解決できるよう質問をするなど、積極的な学ぶ姿勢の習慣を身につけます。小テストや課題について計画的に学習し、確実にできるまで取り組みます。
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2. 幅広い学習活動を通じて国語の力を伸ばす
読んだ感想や気づいたことは互いに交流することで確かなものになります。身近な話題から考えを深める3分間スピーチや図書館を利用した調べ学習など様々な体験型の学びを取り入れています。また、心と言葉の成長記録として、3年次に「生い立ちの記」を作成します。
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3. 継続は力なり
年間を通じた漢字・語句テストや文法指導によって、基礎的な事項を確実に身に付けます。加えて、さまざまな課題作文に取り組むことで、的確に表現する力を養います。また古典の暗唱にも挑戦します。
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4. あらゆる場面で国語の力を生かす
HR読書会では1冊の本を共に読む楽しさを味わいます。高遠自然合宿での家族への手紙や短歌づくりをはじめ、修学旅行準備では関連する教材や沖縄の文化・ことばの学習など、行事やHR活動のあらゆる場面で「生きた」国語力を磨いていきます。
Pick Up 中学校での学び
3分間スピーチ
論理的に伝える力を育むため、年に1回各クラスで実施。代表者は全校生徒の前でスピーチを行います。
新聞ノート
新聞から気になった記事を抜き出し、自分の考えを添えてノートに貼っていく試み。記事のピックアップからレイアウトまで自由だからこそ個性ゆたかなノートがつくられていきます。さらにこの発展として、各新聞社へ投書する意見文の作成や新聞社のワークシートに取り組むなど、新聞を軸とした学びで、社会に目を向ける習慣を身につけます。
生い立ちの記
3年間の最後につくる「自分史」は15年間を振り返り、新しい一歩を踏み出すための本校の伝統の一つです。
読書ノート(こころのアルバム)
読んだ本をすべて書きためていくノート。記録することで自己の成長過程がわかります。
初見の文章からの出題
定期考査では、授業で扱った文章に加えて、初見の文章も用いて本校オリジナルの問題を作成し、読解力を測っています。
創作活動
詩(1年)、短歌(2年)、俳句(3年)など、表現活動を意識しながら創作します。