社会とのつながりを意識し、未来の「生き方」を追究する。
私たちが生きている社会が、どんな歴史・文化・仕組みによって形成されたのかを理解し、考える力を育成します。そのために、教室を飛び出して学ぶ社会科移動教室や、さまざまな職業の方を招く出前授業など、体験型の学びを数多く用意しています。
目標:21世紀を主体的に生きる人間になろう
- 様々な地域について学習し、視野を広げよう。
- 歴史の積み重ねを知り、現在へのより深い理解につなげよう。
- 様々な地域の学習を通じて視野を広げ、歴史の積み重なりや現在の社会の成り立ちを知り、現代社会の課題に取り組む力を育みます。
主な授業内容
学びのポイント
-
1. 「知る」そして「理解」する
「暗記すること」が社会科の目的ではありません。社会科の学習では「なぜそこにあるのか」「なぜそれが起こったのか」「どんな影響があったのか」を問いかけながら学びを進め、理解することが大切です。
-
2. 資料を活用する
知識を理解し活かすためには、手に入れた資料を活用する能力が求められます。さまざまな機会に地図や統計資料、新聞などを積極的に活用し、自ら考え答えを導き出す力をつけます。
-
3. 体験を通して社会とつながる
椙山では「社会」と実際に触れることを大切にしています。修学旅行や遠足をはじめ、その土地を訪問したり(移動教室)、本物に触れるなど、「社会」とどのように関わっていくのかを自分なりに考える機会を大切にしています。
-
4. 21世紀を生きる力をはぐくむ
ひとりひとりの個性を大切にしながら、21世紀を主体的に生きる人間として、何を目指し、どう生きるかを考え、社会の動きをつかみ、自分の意見を持ち、積極的に社会と関わって生きる人間を目指します。
Pick Up 中学校での学び
模擬裁判・模擬選挙
弁護士による模擬裁判、選挙管理事務所による模擬選挙、司法書士による法教育を実施。ロールプレイングでより理解を深めます。
株式ゲーム「bursa(ブルサ)」
株取引の擬似体験で、経済や社会の動きと株価の関係、投資のリスクを学び、経済的な考え方を身につけます。
社会科移動教室
土曜日を利用し、関ヶ原古戦場などを訪れ、自分の目や肌を通して現地だからこそわかることを学び、理解を深めます。
座学だけではない、平和に直接“触れる”から気づくこと
中学3年生では「戦争体験の聞き書き」と題して、実際に戦争を体験した方へ生徒が直接取材に出向き、そこで感じたことや学んだことを文章にまとめる取り組みを行います。