2022.07.19
現在椙山女学園大学名誉教授であり、元椙山小学校長でいらっしゃる宇土泰寛先生から、椙山小がこれまで取り組んできたSDGsの活動についてお話を聞きました。
始めに「椙ニコちゃんの鉛筆やバッチを持っている人、いるかな?」と先生から質問を受けると、大半の子が「はーい」と元気に手を上げました。そして、鉛筆やバッチを買ったお金の一部が寄付としてアフリカの子どもたちを助けたり、学校の運営に協力することにつながっていたりすることや、この活動がすでにSDGsに取り組んでいることになりますとわかりやすくお話をしていただきました。また、椙山小で使っていた古い机やいすをアフリカのブルキナファソという国の小学校へ送った活動についても、写真を活用して詳しくお話をしてくださいました。船で運んでいる途中、インド洋で海賊に襲われたり、着いた港で戦争が起こっていたりと様々な困難に合いましたが、たくさんの人たちの助けや、協力を得て無事に届けることができたそうです。ブルキナファソの子どもたちとは、環境や水の大切さについて一緒に考えたり、意見を出し合ったりして今でも交流を続けています。
また、宇土先生は椙山小の新校舎のいろいろな設備の設計にも携わってこられ、「フレンドシップホール」という教室の名称は、「みんなで仲良くできる部屋」という意味を込めて付けたお話もしてくださいました。今日のお話を聞いて、子どもたちからは、「水は、とても大切なんだと知った」「家でも、SDGsをやってみる」等の感想が聞かれました。これからも、みんなで仲良く協力して、SDGsにつながる活動を続けていきたいです。
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