2013.08.09
7月29日(月)から8月9日(金)の12日間、椙山女学園大学附属小学校の児童9名がオーストラリアのパースでホームステイを行いました。
本校では、1年生からカリキュラムで毎日、英語を学んでいます。その英語活動を実践し、体験的に多文化理解を深める機会として、小学校の取り組みとしては珍しいホームステイを5、6年生対象に毎年実施しています。本年度はESD(持続発展教育)の一環として、オーストラリアの水問題について学ぶという目的も持って訪問しました。
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【英語を実際に使ってみながら牧場体験をしました!】
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ファーガソン・ファームでは農場生活体験をしました。農場では、雨水を溜めるタンクを見学したほか、カンガルーや子豚
に餌やりをしました。椙山小学校の名前を彫った看板を牧場に立てる作業を行いました。
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【現地校の子どもたちと交流し、いっしょに学びました!】
7日間はホームスティをしながら、現地校であるグーレラル小学校に登校しました。グーレラル小学校では体育、理科などの授業に参加しました。
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校外学習として、グーレラル小学校の子どもたちと一緒にバスに乗り、マンダリング・ダムへ出かけ、オーストラリアの水問題や森林やダムの仕組みについて学びました。これらを通して、「日本のダムはどうしているのか調べたい」など、児童たちはオーストラリアの水問題だけでなく日本の水に対しても興味を広げることができました。
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【日本文化を伝えました!】
帰国の直前には、全校生徒やホストファミリーに英語で椙山小学校の紹介をし、英語の歌を歌ったり、浴衣で日舞を披露したりして感謝の気持ちを伝えました。日舞は、椙山のセミナーの指導をしていただいている西川流の先生のご指導を受けました。
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最初は英語でのコミュニケーションに不安を感じていた児童ですが、少しずつ環境に慣れ、中盤からは積極的に会話を楽しもうとする姿勢に変わっていきました。このホームステイを通し、児童らは外国の人と言葉を通じあう喜びを味わい、英語学習への意識を高める機会となりました。
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