2017.01.20
1・2年生
低学年は、まず12グループに分かれてから、ルールをしっかりと確認しました。今回が初めての1年生と、2回目の挑戦となる2年生が、一緒になって取り組みました。100枚の札の中から、真剣な表情で懸命に札を探す子どもたちの姿が、どのグループでも見られました。上の句が読まれてすぐに「はい!」と大きな声を出して、札を取っていく子もいました。昨年度よりも多くの札が取れるように、お姉さんたちに負けないように、1年生も2年生も最後の一首まで集中して頑張りました。
それぞれのグループの2年生が集計係となって、全員の札の枚数を数えました。そして、2回戦を行いました。グループの中で一番多く取れた子は、壇上にある畳のところに集まり、中学年から行われる決勝戦の練習をしました。中には、2年生よりも多く札を取った1年生もいて、一人一人が緊張感を持ちながら、札を追っていました。
3・4年生
グループの全員で協力して札を並べ終わると、どの子も静かに札の位置を覚え始めました。「お願いします。」と掛け声をかけ合い、かるた取りが始まりました。上の句を集中して聞き、真剣に札を探す子どもたちの姿が見られました。お気に入りの札を取ることができたときの子どもたちの嬉しそうな表情が印象的でした。また、決まり字を覚えている子が何人もいて、上の句の決まり字のところまでを読んだ次の瞬間、「はいっ」という元気のよい声があちらからもこちらからも聞こえてきました。これからも日本の伝統的な遊びである百人一首に親しんでいくことができるとよいと思います。
5・6年生
「瀬をはやみ......」最初の五字が読まれただけで、「はい!」という声が次々に聞こえてきた百人一首かるた大会。高学年ともなると、百首すべて覚えている子も少なくありません。これだけは取りたい!というお気に入りの一首を決めている子も多くいました。
6年生にとっては、小学校生活最後のかるた大会です。札の準備から取った札数の集計、片づけまでテキパキこなす姿は立派でした。5年生にとっても、卒業が近い6年生と触れ合うことのできる、貴重な時間となりました。
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