2016.02.01
本校では、今年度から算数を中心に「根拠を明らかにし、論理的に説明しながら問題を解決する児童の育成」を研究テーマに掲げています。今年度5回目の授業研究を行いました。
6年B組で担任の石川朝子教諭の算数の授業を全教員で参観しました。これまで同様、椙山女学園大学教育学部講師髙橋聡先生にも参観いただきました。
小さな正三角形を並べて大きな正三角形を作る時、段の数と並べる小さな正三角形の数の2つの量の関係を調べるという授業内容です。実物を操作したり、タブレットに図や表を送ってもらってかきこんだりして考えます。自分のみつけた2つの数量の変化の仕方をタブレットに記録します。タブレットに記録した説明の言葉や式を先生のパソコンに送り、スクリーンに映してもらいクラスのみんなに説明をしました。
授業検討会において校長は、学力の三要素やアクティブラーニングの三つの視点をふまえ、教員自らクリティカルシンキングを行い、授業で子供たちが積極的に活動でき、子供たち自身が考えることができるように指導してほしい、と述べました。髙橋先生からは、結果を求めるだけでなく考えや説明のプロセスを大切にして、それをどう取り上げていくと良いのかを考えること、3つの推論(帰納・類比・演繹)の質の違いを理解して指導することなどの講評をいただきました。
Copyright © Sugiyama Jogakuen. All Rights Reserved.