2015.05.08
タンザニアのザンジバル島から、今年も島岡由美子さんが椙山小学校に来てくださいました。今年で3年目の交流となります。
これまでは、タンザニアの水と生活のかかわりなどについてお話をうかがってきました。タンザニアの子供たちは、朝早くから水汲みに出かけ、学校に行けないこともあります。島岡さんご夫妻は、タンク車を購入し、水源から村まで水を運んで、子供達たち暮らしも助けていらっしゃいます。そのようなタンザニアでの活動が日本の外務省にも届き、昨年は外務省から感謝状をいただいたそうです。また、秋篠宮ご夫妻がタンザニアをご訪問された際には、島岡さんご夫妻が武道館やティンガティンガ村にご案内されたそうです。
今年も、ティンガティンガ村の絵画を日本に紹介するために、名古屋においでになり、椙山小学校に絵画と絵本「しんぞうとひげ」を贈呈してくださいました。
児童からのお礼として、椙ニコちゃんと桜と書道で書いた「ありがとう」の額、椙ニコ鉛筆、椙ニコタオル、花かごを贈りました。また、全校児童で英語の歌「ドレミ」をプレゼントしました。椙ニコ鉛筆が、今年もタンザニアの子供たちに届くのはとても嬉しいことです。
贈呈式の後、4年生対象にティンガティンガアーティストによるワークショップを行っていただきました。ティンガティンガアーティストのアブダラさんは、図工の時間に習っている色の塗り方とは全く違う方法で絵を描いていきました。アブラダさんは、描き方を英語で説明をされ、子供たちは、早く見せていただきたいので、たびたび"Please show us!"とねだりました。アブラダさんが、鮮やかな色使いの絵を見せてくださる度に、子供たちから「わぁー!!きれい!」「すごーい!!」という声が上がりました。そして、いよいよ日本の小さなティンガティンガ アーティストの誕生です。
最後は、島岡由美子さんとアブダラさんを囲んで、記念写真を撮りました。また、お会いしたいですね!
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