2015.04.30
「世界一大きな授業」を行うのは、今年で4年目になります。総合の時間を使い、毎年5・6年生を対象に行ってきました。
はじめに、世界中の「小学校に通えない子供」と「読み書きができない大人」の数を紹介した後、世界の教育に関する○×クイズを行いました。悩む問題も多かったようです。
次に「文字の読み書きができなかったら...」と仮定し、アクティビティーを行いました。薬を飲みたいのですが、薬のビンにはネパールやインドのデバナガリ文字で表示されていて、読むことができません。ストーリーの主人公になりきって、どのビンを選ぶかを考え、代表者が試飲しました。文字の意味を発表すると、試飲した子供たちは、「間違えてしまってとてもショックだった」「合っていて安心した」と話し、文字が読めることの大切さを実感していました。
子供たちは「読み書きができない大人の人数におどろいた」「もし自分が読み書きができなかったら...」など、一人一人が感想をまとめることができました。
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