2017.12.13
平和学習支援事業で、ピースあいち語り手の会の方が出前授業を行ってくださいました。名古屋での空襲と学徒動員で市電や軍需工場で働かされた体験についてお話しいただきました。どの子も真剣な表情で話を聞き、戦争の恐ろしさや悲惨さ、そして平和について改めて考えを深めることができました。その後の感想には、次のようなことが書かれていました。
・わたしたちとおなじ12才の男の子まで、戦争に行かされたり、工場で働かされたり、電車の運転手をしていたりしたことに驚き、心が痛みました。
・戦争は命を捨てに行くのだという言葉が心に残りました。
・こんなにひどい時代があったことを知り、改めて戦争を二度と起こしてはいけないと思いました。これから、戦争のない世の中を作っていきたいと思います。
・国民全員が戦争に協力させられ、「人生を奪われた」ということを聞き、怒りに震えました。実際に戦争を体験した方に話を聞くことができ、とても貴重な時間でした。
・戦争がつらいということは、教科書や本などを読んで知っていましたが、こんなにも生活も心もひどく傷んでいたんだと知って、驚きました。そして、このような戦争を起こしたことに腹が立ちました。二度と戦争の起きないような未来にしていきたいです。
貴重なお話を聞く機会をいただき、ピースあいち語り手の会の方々に感謝しています。
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