5月8日(水)、高校2年生を対象に環境講演会が実施されました。
講師は、環境政策を専門とする東海学園大学教授の杉山範子先生です。「気候変動を軸に、環境問題と地域社会との関りから考える」というテーマで、「世界の気温変化の現状」と「気候変動に対する緩和策と適応策」についてお話しをしていただきました。
生徒たちは、地球温暖化の問題や、その原因が二酸化炭素であることは知っているものの、今の異常気象が「日常」という実感は薄いようです。しかし、1900年から現在までの気候の変化や、その影響を大きく受けるのが若い世代であることなどをお話いただき、地球温暖化の問題の深刻さを感じたようです。生徒達には「気候変動に対して何をすればよいか、その答えは自分で考える」という先生からのメッセージをしっかりと受け止め、持続可能な社会をについて考え続けていってほしいと思っています。