主体的に未来を切り拓く
-
椙山女学園高等学校は、昭和23(1948)年に現在の校名となってから75年を超える歴史と伝統があります。前身の椙山高等女学校の創立からは100年以上にわたり、時代の変化とともに、女性の自立と自活を支える教育に取り組んできました。
現在では、幼稚園から大学・大学院までを備える総合学園としての強みを活かし、高校では大学と連携した幅広い学びの機会を提供しています。
本校の教育理念は「人間になろう」です。この言葉には、「ひとを大切にできる人間」「ひとと支えあえる人間」「自らがんばれる人間」という3つの意味が込められています。そして、「なろう」という言葉には、自分で考え、行動しようとする主体的な姿勢を大切にする思いが込められています。
この理念のもと、生徒たちは学習や部活動、学校行事などに自分らしく全力で取り組み、のびのびと楽しく学校生活を送っています。そして、そうした中で、他者と支えあいながら、たくましく生きる力と豊かな人間性が育まれています。
また、本校では、学力に加えて、意欲や自信、コミュニケーション能力などの「非認知能力」を育てる椙山独自の教育にも力を入れおり、そうした力を伸ばしていく機会を多く設けています。
今後も、「人間になろう」という教育理念のもと、椙山ならではの学びを通じて、生徒一人ひとりが主体的に未来を切り拓いていけるよう、教職員一同、心を込めて支えてまいります。
-
椙山女学園高等学校
校長 小島 寿文
プロフィール
小島 寿文(Kojima Toshifumi)
愛知県出身
名古屋大学理学部数学科卒業。
愛知県立高等学校及び愛知県教育委員会高等学校教育課勤務を経て、2017年度から県立高等学校長、県教育委員会高等学校教育課長、学習教育部長を歴任。
2024年4月椙山女学園中学校長・高等学校長に就任。