国土交通省 中部地方整備局 港湾空港部
堀 由奈さん

国土交通省は、国土開発や交通、運輸など幅広い分野を管轄する省庁。私の仕事は、海外からの玄関口となる港湾や海岸の管理や整備、保全に関する業務です。普段の日常生活では馴染みのない港湾法に基づき、監査などを行っています。その法律がなぜ必要なのか、一つひとつに向き合いながら身に付けています。在学中に学修した政治学では、国が打ち出す政策の背景を考えることで身近な問題となり学修意欲につながりました。それらの学びは、今の仕事にもつながっていると思います。現在、国土交通省では女性の活躍が期待されています。私も知識と経験を積み、女性としての感性を生かしながら、仕事に取り組んでいきたいと思います。

名古屋市役所
澤田 友里恵さん

総務課に所属し、主に統計と選挙に携わっています。さまざまな政策の基礎となる統計調査を行うほか、5年に1度の国勢調査も私たちの仕事です。広い視点で社会を捉える学びを通し多様な価値観に触れ、未知の世界を知り、将来の選択肢が広がりました。何より、「やりたい、やってみたいと思ったことは、まず挑戦してみればいい」という先生からの言葉は、漠然と描いていた“公務員になりたい”という思いを、目標に変えてくれました。この学科は、学ぶ領域に比例して将来の選択肢も幅広く、自分の方向性を見出せたときには舵を切ってやりたいことに集中できる環境が整っています。

株式会社アイシン
太田 早耶さん

職場の環境を整え、従業員の負担を減らすことが主な業務で、複雑化する業務工程を標準化するための統一マニュアルを作成し部内で提案したことがありました。業務を行う上で、上司から教えられた「メンバー全員がお客さま」という考え方を常に意識しています。これは、学科の学びの中で培った顧客価値をイメージしながら、相手のために行動する姿勢に共通すると感じています。授業では、プレゼンテーションの機会も多く、入社後の研修で発表を任されたときも抵抗なく行うことができました。また、マーケティングのゼミでは複合商業施設と提携し、顧客の実態調査を行うなど現場を体感。今後も4年間で身に付けた知識を活用していきます。

株式会社名古屋三越
深谷 朱菜さん

名古屋での経験後、アシスタントマネージャーとして東京の百貨店に出向。売り場ではお取組先さまとの連携を図りながら、100名を超える販売員の方々と関わっています。相手の立場に立ち、先を見て行動し、接客や後輩の育成など幅広い業務を行なっています。在学中はビジネスプランコンテストなどさまざまな挑戦を通し、女性が社会で活躍するための能力を身に付けました。それは今の職場でも発揮されています。百貨店は、豊かな発想と好奇心を持つ人にとってチャンスにあふれた職場。近年では女性の管理職も増え、私の将来の選択肢も広がっています。これからも積極的にさまざまな部署を経験し、大好きな百貨店の未来を築いていきたいと思います。