1年次/学科基礎
私たちの体は有機化合物からできています。そして、有機化合物である栄養素や食品成分を摂取し、それらを代謝することにより生命を維持しています。授業では、栄養学や食品学を学ぶうえで必要となる有機化学の基礎知識を学びます。
1年次/人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
60兆個以上の細胞から構成されている私たちの体。この細胞が担う生命現象を分子レベルで理解するのが生化学です。生体を構成する細胞や分子の性質等の基本概念と、タンパク質の構造機能、栄養素の代謝について学びます。
2年次/臨床栄養学
病院や介護施設など、臨床現場で遭遇する各種疾患の概要および栄養アセスメント法と栄養アセスメントから栄養療法につなげられる知識を修得。患者さんの栄養ケア計画を立てられる力を身につけます。
2年次/給食経営管理論
給食の計画・実施・評価・反省までの一連の業務を実践し、最適な食事提供への知識と技術を身につけます。さらに、多角的に対応できる実践力を修得します。
3年次/基礎栄養学
生体内におけるタンパク質代謝の重要性を理解し、タンパク質の種類の違いや必須アミノ酸の役割について実験を通じて学びます。実験では、食事性タンパク質が体に及ぼす影響について検証します。
3年次/応用栄養学
各ライフステージやライフスタイルの変化に伴う身体状況や栄養状態に応じた栄養管理の考え方を理解します。それに応じた食事計画や食品選択、献立作成、さらにその実施方法の選定・評価をマネジメントする力も修得します。
3年次/臨床栄養学
臨床栄養管理の理論に基づいて技法を修得します。チーム医療の一員として、他の医療スタッフや患者さんとのコミュニケーションを円滑に進める力とともに、的確な栄養ケア・マネジメントが行える実践能力を身につけます。
4年次/臨床栄養学
各種疾患に見られる栄養問題を栄養アセスメントにより明確にして、疾患ごとに応じた栄養治療を選択できる力、つまり、実際の患者さんの栄養療法プログラムを自ら作成し、実践に移せる力を身につけます。これまでの学びの集大成の科目です。
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