あなたの「やってみたい」が、
新たな可能性の発見につながる
身につけた専門的な知識と情報スキルをさらに発展させるため、実社会とリンクした体験的な学びの機会を用意しています。地域と連携した旅行商品企画やイベント運営、Webサイトの構築やプログラム開発など、学生たちは積極的に街に出て、意欲的に学びます。
事例紹介
株式会社読売旅行との旅行商品開発プロジェクトを開催
このプロジェクトは、パッケージツアーの企画立案をはじめ、販促用チラシの制作や実際のツアーに同行するまでの一連の流れを体験し、商品を売るために必要なノウハウを学ぶことを目的としています。読売旅行から講師を招き、的確で実践的な講評をいただきながら企画の完成度を高めていきます。アイデアや企画を実施することの難しさを体感できる学びの場となりました。
「図書館マナーアッププロレス」を通し、図書館のイベント活動について学ぶ
千種図書館開館50周年行事の一つとして開催された「図書館マナーアッププロレス」を通して、図書館のイベント活動について学ぶことを目的に企画されました。千種図書館の司書の方をゲストに迎え、イベントの目的や実現までのエピソードを伺いました。図書館と地域の連携や、司書のあり方などを考えるきっかけとなりました。
オープンデータを活用した「MLAデータアイデアソン」に参加
博物館(Museum)、図書館(Library)、文書館(Archives)のオープンデータを活用したアイデア創出に取り組み、日常生活を豊かにすることを目的としたアイデアソンに参加。3Dプリンターを使った企画やゲーム感覚で民俗学を学ぶものなど、学生たちの斬新な発想は高く評価されました。
世界遺産を巡るフィールドワーク:小笠原諸島「観光研修プログラム」
世界遺産の小笠原諸島を舞台に、島の自然や文化、島民の暮らしを学ぶプログラム。遺産保護に関わる行政職員・観光協会・旅行会社への聞き取り調査に加え、トレッキングツアーやクルーズツアーも体験し、観光振興と自然保護の両立をめざす「エコツーリズム」への理解を深めました。調査結果は学外で発表するとともに、報告書を行政・観光協会・旅行会社に提出しました。
本でつながる地域交流イベント:星が丘テラスで「椙大生と本で遊ぼう!」を開催
名古屋市図書館と東山遊園株式会社と連携し、星が丘テラスで子どもたちを対象にした本のイベントを開催。学生が企画し、現役司書のアドバイスを受けながら準備を進め、本の展示や工作コーナー、おはなし会を実施。当日は多くの家族連れが各イベントを満喫。参加した学生にとっても、地域住民との交流や憧れの司書との対話は貴重な体験となりました。
地域活性を創生するITサービスの開発に挑戦:オープンデータを活用した公共交通機関の利用促進へ
自治体が公開しているオープンデータを活用して、公共交通機関の利用促進と、地域のにぎわいを創り出す新しいITサービスを開発するイベントに参加。学生は、ストリートビューを用いた道案内アプリと、スマートフォンを持たない人への情報提供サービスを提案し、上位8名に入選しました。
地域の歴史・文化遺産を「まちづくり」の拠点に:まち歩きから始まる「まちづくり」
歴史や文化を生かした「まちづくり」の方法を学ぶため、城下町の歴史や文化が残る白壁地区と日本庭園が広がる徳川園でのフィールドワークを実施。実際にまちを歩き、自らの目で現地を見ることで、歴史的建造物の価値を知るとともに、日本の伝統的な都市空間の構成原理や特徴について理解を深めました。
ICTスキルを実践するワークショップ:地域の課題を解決するアプリ開発に挑戦
愛知県の7都市が公開しているオープンデータを用いて、防災、観光、古民家活用など、地域の課題解決につながるアプリや情報サービスの開発に挑戦。学生たちは、社会で活躍するエンジニアの方から指導を受けながら、大学で身につけたICTスキルを地域にどのように役立てるか体感するとともに、情報スキルを実社会に応用する貴重な経験をしました。
文化施設をまちづくりの拠点に:地域活性化に向けた図書館の活用提案
多世代の市民が利用する「滞在型図書館」として注目を集める複合文化施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」(岐阜市)を現地調査。現在の市民が求める図書館の特徴について、空間デザインや展示方法、司書の役割など多様な視点から調査しました。結果をもとに学生たちは、世代を超えた交流や地域活性化につながる図書館について検討、提案を行いました。
ICTを活用した市民交流プロジェクト:情報技術を使って社会の発展に貢献
日進市と協働で、子育て世代の交流をめざした離乳食レシピのWebサイトを制作するほか、ビッグデータを利用し、市民の生活を支援するスマートフォン向けアプリを提案。学生たちは、大学で学んだICT技術を地域社会にどのように役立てるかを体感する貴重な経験をしました。
観光による地域再生:犬山バックヤードツアープロジェクト
犬山市の国指定重要無形文化財、犬山祭の開催後に行われる「車山壊し」など、普段は見ることのできない祭の舞台裏を観光客に紹介。地域振興だけでなく失われつつある伝統文化の復興をめざしたこのプロジェクト。観光を通じて地域文化の魅力を伝えるとともに、旅行者を祭りの支援者として巻き込むアイデアが、日本観光振興協会主催の観光振興プランコンテストで全国の大学が集まるなか、優秀賞を勝ち取りました。
情報技術コンペティション:学生クラウドプログラミングワールドカップ
愛知県一宮市に実在するラウンドアバウト(環状交差点)を基に仮想の街を再現し、ラウンドアバウトの経験の浅い初心者向けに運転体験ができるコースを制作。大学院生も参加するコンペでノミネート6作品に選ばれ、「環境設計情報学賞」を受賞しました。学科で学んだプログラミングの知識をベースに、新たな分野の知識も身につけるなど、果敢に挑戦する姿勢が受賞に繋がりました。
情報技術によるワークショップ:ガスエネルギー館「2015 クリスマスパーティー」
愛知県東海市にある東邦ガス ガスエネルギー館で開催された「2015 サンクス クリスマスパーティー」で、情報技術を利用したワークショップを実施。プログラミングやAR(拡張現実)技術など、授業で修得したさまざまな知識を活用した4つのワークショップを開催しました。学生たちは子どもたちをサポートしながら、実社会での情報技術の応用の可能性を考えるきっかけを得ました。
文化資産の再発見:地域文化・仏像バーチャル・ミュージアム(WEBサイト)
文化情報学科とメディア情報学科のゼミが共同で、地域に残された貴重な仏像を映像作品として紹介するデジタルアーカイブを制作・運営。学生たちは現地に出向いて仏像の由来や文化的価値について関係者に取材、ナレーションやインタビュー、撮影、編集やWebサイト運営を担当し、「稲沢市 仏像シリーズ」などとして公開しています。