5月26日(火)、中学3年生を対象に、満州国での戦争体験を持つ松下哲子さんをお招きした平和学習講演会を行いました。
 
「友達に『また明日』と言えるのは、明日があるとわかっているからこそ。それは平和だということなんだよ」という松下さんのこの言葉は、生徒たちの心に深く刻まれたようでした。
 
社会科の授業で戦争の歴史を学んだばかりの生徒たち。満州国、ソ連の対日参戦、玉音放送……教科書に載っていた出来事が、松下さん自身の過酷な実体験として語られるたびに、驚きながらも真剣にメモを取っていました。 平穏だった満州での暮らしから、戦局の悪化、疎開、終戦、そして命がけの引き揚げへ。教科書だけでは決して知ることのできない「戦争のリアルな実態」に触れ、生徒たちは戦争がもたらす悲惨さの一端を学んだ様子でした。
松下さんは講演の最後に、「歴史は複眼で(多角的な視点で)学んでほしい」というメッセージを生徒たちに託されました。生徒たちの感想からは、その言葉をしっかりと受け止め、「秋の修学旅行で訪れる沖縄の事前学習に活かしたい」という意欲が伝わってきました。
平和を守るために、今の私たちにできることは何か。学校での様々な学習を通じて、これからも生徒たちと共に考え続けていきます。