2年生を対象に、国際理解と平和をテーマとした講演会を実施しました

このニュースのポイント

日本赤十字社で海外支援に携わるスタッフと理学療法士のお二人から、レバノンやウクライナでの活動や、紛争下で生きる人々の現実についてお話を伺いました。戦争がいまも続く地域があること、そして「当たり前の生活」は当たり前ではないことを考える機会となりました。

 
講師に日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 国際救援課 スタッフ 越智かよ子氏と理学療法士 中島久元氏を迎え、講演会『国際理解と平和 —“あたりまえが”あたりまえであり続けるために—』を実施しました。

始めに、スタッフの越智氏から日本赤十字社が行っている日本国内の災害支援の取り組みや海外での人道支援活動について説明されました。中でも、越智氏がレバノンで行った支援活動の話は、具体的なエピソードも交えて語られました。

次に、理学療法士の中島氏はウクライナでの支援活動について語り、現地で共に働いていたウクライナ人の同僚が翌週から前線へ徴兵されたことや空襲警報が鳴ると地下のシェルターへ避難することが日常的になっていることなど、現在も続く戦争の現実が生徒たちに話されました。

講演の最後に両氏から、「日常の中で、自分にとって大切な人・時間・ものをこれからも大切にしてほしい」「世の中で起きているさまざまな出来事に対して、自分自身はどう感じ、どう考えるのかを意識しながら生きていってほしい」というメッセージが送られました。

生徒たちからは、「パレスチナの人々にとっては紛争が日常の一部となっており、日本で暮らす私たちと比べると、紛争に対する恐怖の感じ方が異なるという話が印象的だった」「戦争は過去の出来事ではなく、今この瞬間にも他国では紛争や戦争が続いている。平和とは何かを考えさせられた」「空襲警報が日常的に鳴る生活があることを聞き、平和な環境で学び、生活できている自分たちの状況は決して当たり前ではないと感じた」といった感想が聞かれました。

今回の講演会は、世界の現状を知り、平和について自分自身の問題として考える貴重な機会となりました。

今後も本校では、国際理解と平和を深める学びを大切にしていきます。