夏休み・理科×椙大企画④  天然色素・染色学実験講座

8月5日(火)、椙山女学園大学生活科学部環境デザイン学科で高校生を対象とした天然色素・染色学実験講座がおこなわれ2名の生徒が参加しました。

これは、総合学園である椙山女学園ならではの環境を生かし、普段、高校では扱えない実験器具を使用し、大学の専門の先生から指導を受けることで、高校生に大学の授業を体験してもらおうと夏休みを利用して実施しているものです。
 
この日は、「コーヒー染め染色化学」をテーマに、アパレル染色・整理学研究室の解野誠司教授の指導により、コーヒー豆から色素を抽出して、多繊交織布の染色をしました。また、分光測色計を用いて、染色した布の色を数値化する実習もおこないました。

 
参加した生徒は、「染色では、布の繊維の種類や媒染剤によって全く異なる色になり、興味深かった」「実際に自分で染めた布を見て、科学とアートの両方の面白さを感じた」と話し、「知る」楽しさと「つくる」喜びが重なった、心に残る学びの時間となったようです。