愛知県立津島高等学校と高大連携協定を締結~未来をつなぐ学びの架け橋~

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12月18日(木)、本学(学長:黒田由彦)は愛知県立津島高等学校(校長:川手文男)と高大連携協定を締結しました。本協定は、地域社会の発展と教育内容の充実を目指し、両校が持つ教育資源を相互に活用しながら、学びの場を広げていくことを目的としています。
令和6年度に開設した本学外国語学部では、地球市民であること(グローバル・シチズンシップ)の育成を教育目的とし、日本語を含む複数言語の習得と多角的視点を通じて、環境問題、人権、宗教対立、紛争、高齢化、ジェンダーギャップなど地球規模の課題に取り組む人材の養成を目指しています。
一方、津島高等学校は令和7年度に国際探究科を開設し、国際バカロレア(IB)認定取得を目指しています。探究学習や国際機関等との連携によるフィールドワークを通して、英語コミュニケーション力や多様性を尊重する姿勢を育み、国際社会で活躍できる人材を育成しています。
今回の協定締結により、両校における学びの魅力向上と連携の加速化のみならず、地域社会の発展や地域の課題の解決にも寄与することが期待されます。
本学外国語学部では、高校生を対象とした長期休暇中のワークショップを実施し、英語だけでなく第二外国語にも触れられる学びの機会を提供します。また、外国語を母語とする本学教員の派遣により、高校の授業や活動がさらに充実することが期待されます。高校生にとっては「大学の学びを体験し、自分の進路をより具体的に描ける」メリットがあります。
両校は、地域とともに学び、未来をつくる人材を育てていくため、今後も協力を深めていきます。