現代社会学科:名古屋まち歩きプロジェクト —日本茶カフェが教室に!?五感で感じるほうじ茶の世界—

お知らせ

6月1日(日)、現代社会学科1年生が、名古屋市那古野の日本茶カフェを訪れ、ほうじ茶の奥深さに迫るツアーに参加しました。これは、名古屋の観光まちづくり事業を行う大ナゴヤツアーズと現代社会学科のコラボ企画「名古屋まち歩きプロジェクト」の1つで、学生たちは様々なフィールドに出向いて、その道のプロから名古屋の隠された魅力を学びます。

体験の会場は、鶴舞線丸の内駅から徒歩5分、堀川にかかる五條橋を渡ってほどなく現れる円頓寺商店街の端にある「mirume 深緑茶房」。代表でお茶農家の息子でもある松本さんの案内によるツアーは「みなさんは日本茶の種類をどのくらい知っていますか?」という問いかけから始まりました。自身の暮らしと日本茶との関わり合いについて話し合う中で、ペットボトルのお茶が広く飲まれている一方、日常的に茶葉からお茶を淹れている学生もいることが分かり、今もさまざまな形で日本茶が私たちの生活に根差していることを再認識しました。
ツアーの中では、日本茶とほうじ茶の違いなど詳しい解説を聞き、茶葉の個性によるほうじ茶の味比べや、実際に茶葉を焙じる体験に挑戦しました。どの種類茶葉をどのくらいの時間焙じるかによって、味と香りに大きな違いが出ることを実感しました。

参加学生からは「奥深いお茶の世界が焙煎体験を通して身近に感じられ、自分好みのほうじ茶を見つけられたことで、これからの日常にお茶を取り入れるのが楽しみになった」といった声が聞かれ、お茶の隠れた魅力を深く探求する貴重な機会となりました。

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