施設・環境

看護学部開設に合わせて完成した6階建の看護学部棟。「講義・演習・実習室ゾーン」「学生ゾーン」「研究室ゾーン」など、学生たちが過ごしやすいように、目的別にレイアウトしています。

エントランスは看護学部の4階になります。ここが学びの世界への入り口です。

200名以上が同時に学ぶことのできる、看護学棟で最も大きな講義室です。学生生活はここからスタートします。

学生の皆さんの自主学習を支援するための環境を整えています。授業の空き時間に利用したり、小グループでの学習や国家試験対策などに活用できるスペースです。

56台の学生用パソコンを設置しています。コンピュータを用いる授業はここで行います。授業のない時間は学生の皆さんが自由に使用することができます。

日常生活を支援するための技術（食事・排泄・清潔など）や、注射等の診療上の補助技術を実践的に学びます。授業だけでなく、日々の技術練習や臨地実習前のトレーニングにも使用できます。また、ハード面として人形モデルをはじめとするシミュレータや視聴覚システムなど、効果的な学修環境を備えています。

ICU（Intensive Care Unit；集中治療室）実習室は、心臓・大血管や広範囲熱傷などの侵襲の大きな手術を受けた患者、あるいは外傷や心筋梗塞など重傷急性 疾患患者へのケアを学習目的とし、その様な患者に使用するICU用ベッド、人工呼吸器、モニターなどの医療機器を備えてあります。

新生児シミュレータ※を多く備え、新生児の観察や清潔ケアなどの援助、産前産後の女性への援助のほか、小児の看護などに必要な技術を学びます。実習室と講義室を一体化し、効率的な学習が可能です。

※シミュレータ……医療トレーニングを行うために使用する人形・模型

高齢者を対象とした看護、在宅療養への支援、精神的なケア、家庭訪問での技術などを具体的に展開するために、演習や学生自らが積極的に学ぶセルフケアを行って学習するための部屋です。