小山 有美さん
人間関係学科
就職先:東海旅客鉄道株式会社

※2024年4月から人間共生学科

人間関係を軸にした学びは、ジェンダーや家族、地域、福祉など幅広い分野をカバーしていて、さまざまな場面で応用が可能です。グループワークを通して学ぶ授業では意見がぶつかることもありますが、お互いを尊重しながら結論を導くプロセスは人間関係学の実践そのものでした。
椙山の7学部の中で、人間関係学部だけが日進キャンパスにあります。そんなキャンパスでは、先生や友人との間に確かな信頼関係が生まれてました。就職活動では、友人からのあたたかい励ましがあり、時には先生から厳しい言葉も。私の負けず嫌いな性格を見抜いてあえて厳しくしてくださったのだと思います。おかげで最後まで強い気持ちを持って、希望した就職先への内定を勝ち取ることができました。

中島 裕希さん
人間関係学科

※2024年4月から人間共生学科

人間の多様性の学びは奥の深い学問で、人の生き方にまで関わります。私の場合は、人の話を聞くことが上手くなり、その話に共感し理解することが多くなりました。私を昔から知る友人からは「心が広くなったね」と評価されますが、学びを自分の中に受け入れ成長しているからだと思います。
人々の暮らしに大きくかかわっているのが法律。海外の法律との比較を通して日本における女性の地位の低さに違和感を抱きました。それに立ち向かうため。友人たちと「女性初の首相になろう!」という話をしています。就職をしてからも、社会人経験を生かして学び続ける将来の選択肢のひとつとして考えています。

岡本 かな子さん
人間関係学科

※2024年4月から人間共生学科

女性の労働問題について興味を持ち、中心的に科目を履修しました。労働問題にはさまざまな要因が絡み合っており、自分の価値観だけではなく、多様な視点で物事を判断しなければならないことを学びました。2年次からはグループ討論や発表を通して学びを深める授業が増えます。人前で話すことが苦手な私は、それを克服するために積極的に話し合いに参加。その勇気を持てたのは、先生やクラスメイトとの信頼があったからです。人間関係を学んで得た知識やスキルは、将来社会に出てからもさまざまな場面で役立つと感じています。

小栁 海音さん
人間関係学科

※2024年4月から人間共生学科

体系化したモジュールで、自分の興味に合わせた知識とスキルを磨くことができるのがこの学科の学びです。1年次で基礎を幅広く学ぶ中で、何の分野に関心を持ったのかを意識して履修計画を組むようにしていました。学科の学びでは、「ジェンダー・セクシュアリティ論」という授業が印象に残っています。私の周りにはLGBTの友人がいます。そのことについて私自身、抵抗もなく理解があると思っていました。しかし学びを深めるうちに、それまで知らなかった当事者の生きづらさや悩みを知り、考えを改めることに。このような、社会が目を背けてきたような問題にも向き合えるよう、知識とスキルを身に付けていきたいと思っています。