1月9日に年長組3クラスで、園長から環境・自然についての話を聞きました。これまで、園長のご主人である写真家の故小原伶氏に毎年来園いただき、年長組の子どもたちが動物写真を通して地球温暖化について学んでいました。今年は園長が小原氏の資料を基に説明しました。最初に北海道に住むかわいいシマエナガやホタルなどの写真を見せてもらうと「かわいい!」「ひかってる!」と子どもたちは大喜びでした。その後、カナダの北極近くに住むアザラシの子育ての様子を、家族写真を交えながら話しました。母親アザラシは赤ちゃんに母乳を与えている間、何も食べないこと、およそ2週間で赤ちゃんから大人になること、そしてふわふわの真っ白な毛が抜けて黒い肌になることなど、たくさんのことを教えてもらいました。最も衝撃的だったのは、赤ちゃんアザラシが住む氷のかたまりが、地球温暖化の影響でどんどん小さくなってきていることでした。アザラシの命を繋げていくために、普段の生活の中で自分たちができることは何か、難しいことですが、考えるよいきっかけとなったと思います。





