本園の特色

1. たくましく生きる力を育てます

幼稚園は、子どもたちにとって、はじめての集団教育の場です。本園では広い世界でたくましく生きていく力を育むために、ティーム・ティーチング体制で教育に臨みます。子どもたちが教師との信頼関係をベースに五感を使って遊び、自分で考え、人とつながっていくような学びを形成していきます。

2. 人とかかわる力を学びます

たくさんの友だちと過ごす中で、人と関わることの楽しさや難しさを知り、人間関係を円滑に維持していくための基礎を学びます。自己主張ばかりしていては友だちとの関係を深めることはできません。反対に自己主張ができなければ友だちとの関係も生まれません。日々の遊びや生活の中で人間関係を築く力が育つよう支えていきます。

3. 戸外で思い切り身体を動かします

子どもは外遊びが大好きです。園庭を走り回ったり、泥んこ遊びをしたり、草むらで虫を探したり。戸外で思い切り身体を動かして遊ぶことは、幼児期の発達にとってとても大切です。本園では、天気の良い日には戸外へ出て遊んでいます。年中組、年長組では、毎日屋上ランニングサーキットを走るマラソンで基礎体力を育てます。

4. 自然と触れ合って生活します

本園は住宅街の中にありながらとても自然に恵まれています。その環境を生かし、季節の移り変わりを感じながら、自然と触れ合って生活しています。草花や野菜の栽培を通して大地の恵みを感じ、自分たちの手で育てた野菜を味わうことで、食べ物のおいしさやありがたみを知る食育へもつなげています。さらに、亀やザリガニ、魚、昆虫などの飼育を通じて生き物への興味関心を深め、命についても考える教育を行っています。

5. 安心安全な給食で食育の充実を進めます

園舎には調理室とランチルームを設置し、安心安全な食材を使った手作りの温かくておいしい給食を提供しています。教師や友だちと一緒に楽しく食事をし、食べ物のおいしさを知ることが食育の第一歩。ランチルームでは収穫した野菜で調理実習などを行います。食物アレルギーにもできる限り対応します。

6. 保護者の皆さまとの連携を大切にします

子どもたちとの日々の成長の姿をご家庭と園とで共有することは、教育にとってとても大切なことだと考えています。本園に送迎バスはありません。毎日、保育室まで送り迎えをしていただくことで、保護者の方と担任との間で密接なコミュニケーションがとれるようにしています。

7. 体育と英語の指導を行います

バランスのとれた体力の向上を目指して、専門の講師による体育指導を行っています。また、幼児期から英語に親しめるよう、歌やリズムを通して英語に触れる機会を設けています。

8. 附属小学校への推薦制度を設けています

本学園は保育園から大学・大学院までを設置する女子教育の総合学園として、「人間になろう」という共通の教育理念を掲げた一貫教育を実践しています。女子園児には卒園後、附属小学校への推薦入学の制度を設けており、附属小学校から中学校へ、高等学校からさらに大学へも同様の道を用意しています。

教育目標

一人ひとりの積極性や、自分らしさを大きく伸ばす

教育目標

椙山女学園の教育理念「人間になろう」にのっとって、学校教育の基礎を培い、幼児の健やかな成長にふさわしい環境を整えて、子ども達の心身の発達を助長することをめざします。

教育方針

幼稚園教育要項に基づき、下記に留意して教育を進めます。

各学年の目標

年少(3歳児) 園生活に慣れ、好きな遊びを通して友だちに親しむ
年中(4歳児) 友だちとの関わりあいを喜び、一緒に遊びを楽しむ
年長(5歳児) 友だちとのつながりを深め、目的をもって遊びを楽しむ

園児数・教員数

園児数

 
年少 年中 年長 合計
75 89 89 253

(2024年5月1日現在)
※単位:人
 

教員数

 
園長 教頭 教諭 養護教諭 合計
1 1

26

1 29

(2024年5月1日現在)
※単位:人
上記以外にも外部講師として体育講師と英語講師を招いています。