
中学校2年生も終わりに近づいてきています。ここまで、たくさんの人との関わりや出来事を通して、「私とはどんな人間なのか」について向き合う機会がたくさんあったのではないでしょうか。その中で、良いこともあれば、モヤモヤ解消できないでいることもあったはずです。
昨年度に引き続き、椙山女学園大学の心理学科の先生と大学院生による、「こころの授業」が行われました。今回は、「私の考え方の“クセ”を知る」がテーマです。「スキーマ」という心理学を使って、私たちが身の回りの出来事をどのように捉え、考えているかの仕組みを勉強しました。目には見えない、自分の認知に向き合うため、苦戦した生徒もいたようです。
学校生活でよくある場面を取り上げ、自分の考え方のクセを分析し、違ったスキーマで捉えることもできることを体験しました。これまでに体験したモヤモヤしたことも、もしかしたら違ったスキーマを使って、捉え直すことができるかもしれません。
こころの授業も2年目になりました。人のこころの働きを知ることで、これまでの自分を知り、これからの自分を考えていく、そんな時間になっていると嬉しいです。


