8月4日(月)椙山女学園大学生活科学部管理栄養学科の生化学研究室(本山昇教授・石原実礼助手)でPCR実験講座が行われ、23名の生徒が参加しました。

これは、総合学園である椙山ならではの環境を生かし、普段、高校では扱えない実験器具を使用し、大学の専門の先生から指導を受けることで、大学の授業の一端に触れてほしいと夏休みを利用して実施しているものです。
PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)は、新型コロナウイルス感染の検査法として知られているもので、今回は、自分の頬の粘膜の細胞を採取して、お酒の強さ(アルコール感受性遺伝子)と、肥満になりやすさ(肥満関連遺伝子)のタイプを調べました。

参加した生徒たちは、「使ったことのない実験器具を操作できて楽しかった」「アガロースゲルを作って、実際に電気泳動の様子を見ることができてよかった」と話し、教科書で学ぶだけでなく実際に実験を行うことで、DNAの抽出方法やPCR検査のしくみへの理解がより深まったようです。