8月6日(火)、椙山女学園大学で椙高生を対象に染色学実験講座がおこなわれ、12名の生徒が参加しました。担当した生活環境デザイン学科の解野誠司教授の専門は染色と機能加工。この日は、焙煎度合いの異なる3種類のコーヒー豆の成分を水で抽出した後、媒染剤(染色を助ける金属化合物)を加えて色の変化の観察をしたり、多繊交織布の染色をしました。また、染色した布の色を分光測色計を用いて数値化する実習もおこないました。
参加した生徒たちは、「布や媒染剤の種類を変えると発色が変わるのが不思議だった。」「分子が繊維の中に入ることで色づくことが分かった。難しい内容だったけど、実験することで理解が深まった。」と話し、「染色学」の奥深さを感じることができたようです。