現代マネジメント学部・情報社会学部:学生が星ヶ丘三越との連携プロジェクトの成果を発表。学生が“新しい百貨店のあり方”を提案しました
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現代マネジメント学部・情報社会学部(旧:文化情報学部)の学生と現代マネジメント研究科の大学院生が百貨店と協力し、利用者の価値観を調査しました。本学の卒業生を中心とした星が丘の周辺エリアに住む女性にインタビュー調査を実施し、その分析を基に新しい提案を実施。企業から高く評価され、学生にとっても実践的な学びとなりました。
3月25日(水)、現代マネジメント学部・椙山泰生教授のゼミ、情報社会学部(旧:文化情報学部)・矢島彩子准教授の研究室の学生および現代マネジメント研究科の大学院生が、星ヶ丘三越(名古屋市千種区)と連携して進めてきた「消費者の新しい価値観」を探るプロジェクトの成果報告を行いました。学生たちは実際の企業課題に挑み、調査設計から提案までを主体的に組み立て、星ヶ丘三越の“これから”を見据えたアイデアを発表しました。

実際の企業課題に挑む、星ヶ丘三越との連携プロジェクト
この取り組みは、本学と株式会社名古屋三越が2025年10月に締結した包括連携協定の一環として実施され、地域社会の発展と女性の活躍を支える教育連携に位置づけられています。学生たちは「実際の課題解決に取り組む学び(PBL)」として購買行動に関する共同調査を担当。名古屋三越から提示された「星ヶ丘三越」の課題をもとに、周辺エリアに在住する本学園の卒業生を対象にインタビューを実施し、定性分析を通じて消費者が求める価値を丁寧に探りました。
“上質な日常の拠点”としての可能性を分析
成果報告会では、調査方法の説明に続き、インタビューの分析結果と、そこから見えてきた消費者の価値観が示されました。特に学生たちが注力した「インサイト分析」では、星ヶ丘三越を“高級・上質志向でありながら「目的買い・短時間・効率重視」”という形で利用者が多いことが判明。また、子どもの頃の思い出が将来の行動に影響するなど「百貨店は記憶をつくる場所」と感じている人が多い点や、「贅沢ではなく、自分への前向きな投資」をしたいという現状では満たされないニーズがある人がいることも明らかになりました。



企業側からの高い評価と学生の学び
報告会は名古屋三越の代表取締役社長をはじめ星ヶ丘三越店長、営業・企画等の関係者に向けて実施。報告会後の質疑応答では、学生の提案が目指す方向性と非常によく一致しており、「上質な日常の拠点」としての星ヶ丘三越の魅力を再確認する内容だったとの評価をいただきました。また、丁寧なインタビューから導かれた顧客視点は、今後の店舗づくりや情報発信を見直すヒントになったとのコメントも寄せられ、学生の分析が企業に新しい視点をもたらしたことが伺えました。
学生からは、「自分より年上の方に話を聞き、ライフステージの違いによる行動や価値観の変化を知ることができた」「普段気づかない視点に触れ、視野が広がった」といった感想が聞かれ、実践的な学びの大きさを実感する機会となりました。
学生からは、「自分より年上の方に話を聞き、ライフステージの違いによる行動や価値観の変化を知ることができた」「普段気づかない視点に触れ、視野が広がった」といった感想が聞かれ、実践的な学びの大きさを実感する機会となりました。



今回の連携プロジェクトは、本学が推進する「地域と共に新しい価値をつくる教育」を象徴する取り組みです。今後は、2027年3月に完成予定の新施設に整備される“共創空間”とも連動させ、地域や企業とともに学ぶ機会をさらに広げていきます。