「国際理解・平和」をテーマに講演会を行いました

2月1日(水)、高校2年生を対象に、「国際理解・平和」をテーマにした講演会を実施しました。講演会は、クラスごとに行い、多文化共生や平和活動の現場で活躍される10名の講師の先生にお越しいただき、クラスごとにご講演いただきました。

このうち、名古屋出入国在留管理局(名古屋入管)に収容されている非正規滞在外国人に面会し、サポートする活動をされている西山誠子さんの講演「外国人労働者~入管収容者への面会活動から見える日本~」では、入管制度や日本における外国人労働者の現状などを教えていただきました。収容施設や仮放免の外国人の抱える問題について、当事者を直接サポートされている方ならではの具体的な話に、生徒たちは聞き入っており、講演後は、「入管施設に収容されることや日本で働く外国人に対しての見方が変わった。多文化共生の大切さと難しさがわかった」と話していました。

このほかのテーマは、以下のとおりです。
「わたしから始める・世界がかわる~考えてみよう 共に生きること~」
「仏教と戦争、そして平和」
「中東イラクから『国際理解・平和』を考える」
「武器より命の水を~アフガニスタン用水路が運ぶ恵みと平和~」
「チョコレートの来た道~フェアトレードとは?~」
「イエメン難民の問題に取り組む」
「戦争体験を語り継ぐ『父・元日本兵の沖縄戦』」
「アフリカで学んだそれぞれの幸せのかたち~ガーナ産シアバターでお互い協力~」
「フィリピン路上の子どもたちとアイキャンの活動」