修学旅行二日目は「班別テーマ研修」。現地講師の先生と一緒にフィールドワークを行いました。本校の修学旅行は、重要な探究活動の機会と位置づけられており、2年生は「鎖国下の長崎貿易」「キリスト教の布教と殉教」「被爆者の体験談から学ぶ」など、長崎ならではの全17テーマの中から一つを選び、一班6人で約5ヶ月かけて研究を行っています。
このうち、「外海の隠れキリシタンとド•ロ神父」のコースでは、隠れキリシタンの里である外海の独自の歴史や文化について学びました。外海は自然も美しく、この地域から多くの隠れキリシタンが移住したといわれる五島列島を遠望することのできるスポットでは、生徒たちは歓声をあげながら絶景をカメラに収めていました。
また「ふりそでの少女像〜ふりそでプロジェクト〜」の研修では、長崎市にある活水高校の平和学習部の生徒たちと交流し、世界平和のために自分たちができることについて考えました。終了後は生徒を乗せたバスが出発するまで別れを惜しむほど、親交を深めることができました。
これらのテーマ研究は、事前学習、現地研修、事後学習という流れで取り組み、1月には各班が学んだことを5分程度の動画にしてクラスメイトに発表する予定です。