外国語学部:米国IT企業出身講師から学ぶ!信頼関係を築くコミュニケーションと文化理解とは
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このニュースのポイント
- 米国IT企業で17年間働いた講師から、日米の企業文化の違いと、世界で活躍するために必要な考え方やコミュニケーション力について学びました
- 海外企業との仕事や国際的なチームでの活動に必要な「自分で考えて行動する力」「相手に伝わる言葉の力」「異文化を理解する力」を身に付けます

米国企業での経験から考える「働くこと」の違い
7月22日、英語英米学科の授業「北米社会論」(担当:水島和則教授)において、J-HiStories代表の若山朱美氏を講師に迎え、「米国企業で働くこととは?」をテーマとした特別講演を実施しました。
本授業では、北米社会を「異なる価値観を持つ人々が対話を重ねながら意思決定を行う社会」と捉え、企業や自治体などのさまざまな場面を題材に学びを深めています。今回の講演は、その学びを実際の企業経験から考える機会として企画されました。
若山氏は日本の大企業勤務を経て、米国IT企業Wind Riverに17年間在籍し、営業や事業開発、マーケティング、企業間提携など幅広い業務を経験されました。その後、日本の大企業子会社の代表取締役社長を務め、現在は日本の歴史や文化を発信するJ-HiStoriesを運営されています。講演では、自身の体験をもとに、日本企業と米国企業の考え方や働き方の違いについて紹介されました。

グローバル社会で求められる主体性とコミュニケーション力
若山氏は、米国企業では担当者一人ひとりが自ら判断し、その結果に責任を持つ姿勢が重視されると説明。また、「“Disagree but Commit”(意見が異なっても、決定後は実行に全力を尽くす」「“Be Bold”(大胆に行動する)」「“Drive Velocity”(意思決定と実行の速度を高める)」といった考え方が、企業文化として根付いていることを紹介しました。
さらに、世界各地のメンバーと仕事を進める環境では、「明日」「明後日」といった曖昧な表現ではなく、日時を明確に伝えることの重要性にも触れました。会議で自分の意見を言葉にすることや、短い文章やスライドで要点を簡潔に伝えることが信頼構築につながると説明され、学生たちはコミュニケーションの在り方について理解を深めました。

幅広い学びが世界とのつながりを生む
講演後半では、グローバルに活躍するビジネスパーソンが、専門分野だけでなく歴史や文化、科学、地理など幅広い分野に関心を持つ理由についても語られました。
若山氏は、海外の人々と信頼関係を築くためには、相手の国を理解すると同時に、自国の文化や歴史を自分の言葉で説明できることが重要であると強調。また、大学の外へ積極的に目を向け、企業や自治体、他大学の学生など多様な人々と関わることで、自分の世界を広げてほしいと学生たちにメッセージを送りました。
参加した学生からは、「迷って立ち止まるよりも、まず行動することが大切だと感じた」「成長するためには周囲の力を借りることも重要だと分かった」「価値あるものを提供した対価を受け取ることへの考え方が変わった」などの感想が寄せられました。
今回の講演は、日米の企業文化の違いを学ぶだけでなく、変化の大きい社会の中で学び続け、行動し、他者と信頼関係を築くために必要な姿勢を考える貴重な機会となりました。