エアライン業界を目指す学生対象の「SUGIYAMA学外エアライン研修」を実施

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8月30日(土)、本年度の「SUGIYAMA学外エアライン研修」として、日本航空株式会社(東京都品川区)「客室乗務員体験プログラム」を羽田空港で実施しました。

研修には、外国語学部(3年生以上は国際コミュニケーション学部)、文化情報学部(現・情報社会学部)、教育学部から、エアライン業界を目指す30名の学生が参加しました。


学生たちは午前中、日本航空の訓練施設に集合。各10名3チームに分かれ、指導役として各チームに一名ずつ現役の客室乗務員が付き、それぞれパリ、ロンドン、ハワイにフライトする想定で研修が行われました。フライト前のブリーフィングを想定した自己紹介に始まり、機内でのドリンクサービス、機内アナウンスを参加者全員が実践し、現役の客室乗務員からアドバイスを受けました。その後、緊急着水を想定した救命胴衣着用も体験しました。
この後、ビジネスクラスのモックアップ(模擬施設)で現役の客室乗務員によりビジネスクラスの機内食をサーブしてもらう貴重な経験もしました。
午後は羽田空港の日本航空オペレーションセンターに移動し、同社の運航乗務員、客室乗務員のブリーフィングルームや出発カウンターなどを見学。実際のフライト前に行われる緊張感あふれる打ち合わせや準備の場面を目の当たりにしました。午前・午後とも交流時間を設けていただきましたが、学生たちは実習の場面でも積極的に質問し、自分の知識や将来への思いを確認していました。

参加学生からは、「ドリンクサービスでは、目→物→目の受け渡しを学び、安全に配慮しながら周囲の様子も確認する大切さを実感しました」「表情によって声の印象が決まることが現役の客室乗務員の機内アナウンスを見て、改めて実感できました」「JALが安全第一を最も大切にしていることを実感しました」「常にお客様への気持ちを根底に置きながら、チームワークやお互いへの思いやりを大切に行動している姿がとても印象的でした」などの感想があがりました。

この一日の研修を通し学生たちは、将来に向けたモチベーションを新たにしていました。