情報デザイン学科・文化情報学科:AIでキャンパスを探索!画像認識コンペ「学内の場所を特定しよう!」開催

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文化情報学科の「展開演習2」(担当:早瀬光浩准教授)では、AIの最先端技術である深層学習を実践的に学ぶことを目的に、授業の一環として「画像認識コンペ」を開催します。

深層学習とは

深層学習とは、AIの機械学習の手法のひとつで、大量のデータを学習させることでAI自身がデータのパターンや特徴を抽出できるようになる技術です。人間がたくさんの経験によって上手くいく方法を学んでいくように、AIも大量のデータから規則性やルールを学び、判断・識別ができるようになります。

画像認識コンペの内容

今回のコンペのテーマは「学内の場所を特定しよう!」です。
学生たちは、自分たちで撮影したキャンパス内の風景の写真データをもとに、AIに場所を認識させるプログラムを作成します。
この取り組みを通して、データの取得、データセットの作成、深層学習モデルの学習、そしてその評価方法まで、AI開発の一連の流れを実践形式で学びます。
コンペのターゲット場所
6月25日(水)にはコンペに向け、学生たちが効率的な撮影方法を学んだうえでキャンパス内での写真撮影を行いました。
撮影したデータをもとに、学生たちは独自のデータセットを作成し、深層学習モデルの学習を行います。その後学習したモデルを使って、場所の認識精度を競います。 

AIの最先端技術を学べる情報デザイン学科

2024年4月に新設された情報デザイン学科では、3年次の「プロジェクト実習A」「プロジェクト実習B」を通してより高度なAI技術を学ぶことができます。卒業研究にもつながる実践的な学びで、AIの専門家を目指します。
7月19日(土)・20日(日)のオープンキャンパスでは、データサイエンス領域の体験展示を行います。AIの最先端技術に触れてみたい高校生のみなさんのご参加をお待ちしています!