外国語学部・現代マネジメント学部:椙山クラフトビール制作プロジェクト、仕込み作業を行いました!

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5月24日(土)、外国語学部の有志のメンバーと、現代マネジメント学部の南教授のゼミに所属する学生が、愛知県春日井市の「バタフライブルワリー」でクラフトビールの仕込み作業を行いました。

このプロジェクトは昨年に続いて2回目の実施となります。ビールが苦手な女性の割合は男性よりも高いとされており、「女性が飲みたいビールを作りたい!」という学生の声から実現しました。

2025年度第一弾となる今回のクラフトビールは「マイヤーレモン」を使用したビールです。マイヤーレモンはレモンとオレンジを掛け合わせた品種で、熟すと濃いオレンジ色になり、酸味が少なく甘みの強いまろやかな味わいと香りが特徴です。
また、今回の麦芽はカナダ産のものを使用しました。これは、完成したクラフトビールを6月29日(日)に開催されるカナダ建国記念日を祝う交流イベント「カナダデー・パーティー」に出品することにちなんでいます。
当日の仕込み作業は、大きなタンクに砕いた麦芽とお湯を投入し混ぜる力仕事からスタート。この混ぜ作業では、タンクの温度を保ちながら撹拌することで、麦芽のデンプンを「糖」へと変える「糖化」が行われます。タンクのある室内の温度は高く、体力を要する作業工程でしたが、できあがった麦汁をろ過したアルコール分0%の「第一麦汁」を試飲した学生は「栗を思わせる甘さがあって大変おいしい」と笑顔で話していました。 
仕込みの中では、マイヤーレモンの皮むきをする作業も行いました。レモンと比較して果皮が薄く柔らかいマイヤーレモンですが、この日用意した量は30kg。すべて剥き終わるまでに8人掛かりで3時間半かかる大変な作業となりました。
終盤には、煮沸した麦汁にホップを投入しビールの苦味と香りを抽出する作業、ワールプールという遠心力で不純物を取り除く作業を実施し、全ての仕込み工程を完了しました。
今後、発酵と熟成を経て6月末にビールが完成する予定です。現在、学生たちはラベルのデザインを行っています。


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