英語英米学科・国際教養学科:人気のグラノーラショップと連携し、健康やヴィーガン食を考慮した新メニューの開発・販売を行いました

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外国語学部の専門科目「社会関与プロジェクトB」(担当:水島和則教授)で、マルエイガレリアに店舗を構える人気のグラノーラショップ「グラニー栄店」(店長、大上万智子氏)、ブランドプロデューサーの高井ちはる氏、経営コンサルタントでAI実践家の加納敏彦氏と連携し、健康やヴィーガン食などを考慮した新メニューの開発に挑戦しました。
 
授業ではAIを活用したメニューのアイデア出しからスタート。アイデアをもとに試作メニュー試食して意見を出し合いました。最終的に新メニューをマフィンに決め、学生がメニューの名称やPOP案、プロモーション案までを一貫して提案しました。
 
新メニューを披露するため、10月19日(土)に本学で行われた大学祭に模擬店を出店し、12名の学生が事前準備から当日の接客までを行いました。模擬店では食べやすいドーナツマフィンとスープを用意し、漢方の薬膳の発想を取り入れた「健康味診断」を実施。購入者自身が、自分の体調に合わせて3種類のマフィンから自分の体調に合うものを選べるようにした結果、大好評で150食が完売しました。
 
大学祭で販売したメニューはこの後さらに試行錯誤を重ね、本学とのコラボメニューとして11月からグラニー栄店で販売される予定です。
 
参加した3年の高瀬莉子さんは「ブランディング、コンセプト策定、メニュー開発からPR、販売までの一連のプロセスを体験し、形にする大変さやお客様から直接フィールドワークがもらえる喜びを感じた」と話し、普段何気なく目にする商品も、一つひとつが多くの人の工夫や努力によって形作られていることを改めて感じる貴重な機会となりました。
 
今回連携したグラニー栄店は日本福祉協議機構が運営する就労継続支援B型事業所で、障がい者も県内最低時給を下回ることのない時給制度で働ける店舗としても注目されています。学生は、企業や社会で活躍する多様な方々と関わることで、幅広い視野と実践力を身につけていきます。