7月12日(火)、中学3年生の総合学習で、読売新聞の森昭雄氏(読売新聞中部支社 次長兼編集センター長)を招き、出前授業を行いました。
修学旅行の事前学習の一環で、生徒たちは沖縄に関して自由にテーマを決めて調べ学習を行い、その内容を「沖縄新聞」としてまとめています。
5月に実施した1回目の出前授業では、新聞の作り方や役割について森氏が解説。その後、生徒たちは、授業での学びを生かして電話取材や文献調査を重ね、実際に紙面を作成しました。
2回目となる今回の授業では、自身が作成した紙面について振り返り、生徒一人ひとりが紙面づくりにおいて工夫した点や改善すべき点を発表。それぞれについて、森氏に講評をいただきました。
生徒からは「調べた多くの情報を限られた紙面のなかで表現することが難しかった」「写真やグラフを使って、目を引く紙面づくりを意識した」などの声が聞かれました。
森氏からは、根拠を正しく示しながら正確な情報を伝えること大切さや、更に良い紙面にするためのポイントが説明されました。
最後に、森氏は「自分の伝えたいことを分かりやすく正確に伝えることは、社会に出てからも求められる重要な力です。調べ学習やレポート作成を行う際は、ぜひ今回の学びを生かしてください」と生徒たちへエールを送りました。