修学旅行2日目、今日の沖縄は雨のスタートとなりました。

ひめゆり資料館では、慰霊碑の前でクラス委員が平和の誓いを読みあげ、平和のセレモニーを行いました。平和の礎では、幾重にも並ぶ沖縄戦の犠牲となられた方々の名前が刻まれた石碑から、昨晩講話していただいた仲本貴子氏の叔母にあたる方の刻碑を確認しました。あいにくの雨と強風に煽られながらの見学となりましたが、目の前に広がる美しく雄大な沖縄の海の景色とは対照的な沖縄戦の歴史を学習し、生徒達はそれぞれ感じるものがあったようです。

午後はガンガラーの谷で沖縄の風土独特の自然に触れました。ガイドの方に説明を受けながら、見たこともない巨大なガジュマルの樹を見上げてカメラを構える生徒たちの姿が印象的でした。

2日目の行程には、ガマを体験するという重要なプログラムがあります。糸数アブチラガマ他3つのガマにクラス単位で分散し、生徒たちは暗闇の中、ガイドの方の後ろを遅れまいと進みます。ここに多くの人々が身を潜め、戦火を逃れようとした生々しい歴史に触れる貴重な体験をしました。